カラオケ文化産業論―21世紀の「生きがい社会」をつくる

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  • サイズ B6判/ページ数 260p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569642222
  • NDC分類 798
  • Cコード C0030

出版社内容情報

カラオケの歴史をと技術の発展史をふりかえる。

カラオケが誕生して40年。巨大なエンターテインメント市場はいかに発展してきたか。コミュニケーション・ツールとしての可能性を探る。

日本に誕生して三十余年、現在、カラオケを楽しむ人口は五千万人弱、関連事業は一兆円に近い。これだけの巨大エンターテインメント市場は、いかに開拓されたのか。本書では、日本人のライフスタイルを変えてきたカラオケの歴史と未来像を探っている。

▼そもそもカラオケは1960年代、関西の盛り場から始まったという。歌うという共通の嗜好を通じて、日本人特有の「集い」と「もてなし」の文化が形成された。さらに、音響機器の技術革新も見逃せない。8トラックテープから、ディスク・チェンジャー、通信カラオケ、ボックス……。今では、ケータイカラオケや自動車カラオケなど、いつでも、どこでも楽しめる「ユビキタスカラオケ」の環境が実現している。また、若者だけでなく、ある老人ホームではカラオケ健康体操が導入されているという。

▼カラオケが21世紀の「生きがい社会」をつくるコミュニケーション・ツールであることを示唆する画期的文化論である。

●プロローグ 戦後生まれの巨大エンターテイメント産業 
●第1章 日本人の歌心を解放したカラオケ 
●第2章 巨大なエンターテイメント市場への道のり 
●第3章 著作権保護への取り組み 
●第4章 遊びの多目的空間を創造するユビキタスカラオケ 
●第5章 カラオケは「生きがい社会」のコミュニケーションツール

内容説明

巨大エンターテイメント市場は、いかに開拓されたか?日本で生まれて三十余年、日本人のライフスタイルを変えてきたカラオケの歩みと未来像を探る画期的文化論。

目次

プロローグ 戦後生まれの巨大エンターテイメント産業
第1章 日本人の歌心を解放したカラオケ
第2章 巨大なエンターテイメント市場への道のり
第3章 著作権保護への取り組み
第4章 遊びの多目的空間を創造するユビキタスカラオケ
第5章 カラオケは「生きがい社会」のコミュニケーションツール

著者等紹介

野口恒[ノグチヒサシ]
ジャーナリスト。1945年生まれ。出版社勤務を経てフリー。情報、技術、人間に関わる問題をテーマにする
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

2
ふむ2024/01/05

0
開発から四十年で5000万人以上のユーザーを生み出し、生活に浸透したカラオケ産業の市場の展開や機器の進化についての過程を追う。特に日本での人気が凄まじく、どの層でもコミュニケーション・ツールになっており、逆に海外での展開は殆ど無いのは、日本人が如何に「歌」が大衆に受け入れさせてきたかを物語っている。しかし、音楽不況と言われる近今でもカラオケ人口が減っていない所を考えると、「カラオケ」と「歌」は違った感覚で人々に受け入れられているのかもしれない。その辺は、カラオケ行かないので分からないのです。2011/06/11

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