郵貯消滅―超借金国家・日本を破産させないために

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  • サイズ A5判/ページ数 182p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569642192
  • NDC分類 338.72
  • Cコード C0034

出版社内容情報

郵貯・簡保マネーの民間への開放が日本を救う。

現在のような形で、郵貯と簡保を放置・存続することは、日本の財政破綻の引き金にもなりかねない! 郵政民営化の真の目的を、経済が苦手な人にもわかりやすく説く。

「これまでのような、郵便貯金と簡易保険を廃止したい」……これが、今、国会で侃々諤々の議論が行われている郵政民営化問題についての、政府側の動機である。決してどうでもいいというわけではないが、郵便事業については二の次で、実は、この「郵貯・簡保問題」こそ、政治家や官僚や既得権者の思惑がからみ、ああでもないこうでもないと展開されている論戦の本丸なのだ。反対者の側から見れば、自分たちの“でっかい財布”の存亡にかかわることだから、何よりもの一大事である。体を張っても阻止したいところだろう。しかし、政府によって、郵貯・簡保消滅が成されなければ、国民にとっては、とんでもない現実が待っている。それは、何と、日本国の破産だ。どうしてそうなるのか、これからわれわれはどうすべきなのかを、本書では、専門家の立場から、包み隠さず、しかもわかりやすく説いている。論戦最中の今、必読の一冊である。

●第1章 「郵貯消滅」は借金国家脱却の第一歩 
●第2章 正しく伝えられていない「郵貯民営化」の本当の問題 
●第3章 国家破産さえしかねない日本経済の現実 
●第4章 避けられない増税と歳出カットの嵐 
●第5章 日本人に告ぐ、金融行動を変えよ! 
●第6章 日本は金融国家に変身しなければならない

内容説明

郵貯と簡保の放置・存続は、日本国破産に通じる!それを防ぎ、金融国家として再生するための“最後の切り札”とは。

目次

はじめに―なぜ郵貯消滅が国民のためになるのか?
第1章 「郵貯消滅」は借金国家脱却の第一歩
第2章 正しく伝えられていない「郵貯民営化」の本当の問題
第3章 国家破産さえしかねない日本経済の現実
第4章 避けられない増税と歳出カットの嵐
第5章 日本人に告ぐ、金融行動を変えよ!
第6章 日本は金融国家に変身しなければならない

著者等紹介

跡田直澄[アトダナオスミ]
1954年、愛知県名古屋市生まれ。1976年、学習院大学経済学部卒業。経済企画庁経済研究所客員研究員、帝塚山大学助教授、名古屋市立大学助教授などを経て、1995年、大阪大学博士(経済学)。1996年、大阪大学大学院国際公共政策研究科教授。慶応義塾大学商学部教授。専門は財政学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kenzo

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郵政が民営化する前の2005年、発刊の本。郵貯がもつリスクを著者の考えを中心に書かれている。最終的には、貯蓄、投資の考え方を変えましょうってとこか。さら読み。2011/05/14

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