出版社内容情報
知られざる歴史の真実を解き明かした歴史雑学。
聖徳太子の謎から近代日本の原点まで、語られることのなかった日本の裏面史を、知的に判りやすく解き明かした歴史雑学エッセイ集。
世の中には、みんなよく分っているようで、ちょっと考えてみると、不思議な事柄が多いものである。たとえば、有名な「日出ズル処の天子」云々という聖徳太子の言葉。隋書で紹介されているのに、なぜ日本書紀では無視されているのか? 東方見聞録を著し黄金の国ジパングを西洋に紹介したと言われるマルコ・ポーロ。中国を長く旅し滞在したのに、なぜ、万里の長城や纏足という中国独得の習俗には一言も触れていないのか。
▼本書は、そのような不思議の視点から、「常識となっている歴史」に隠された真相を42のエッセイで紹介することにより、歴史の見方・考え方のヒントを提供する。
▼聖徳太子、日本書記の昔から、大石内蔵助の討入り事件、明治14年の政変の真相、所得倍増論、郵貯問題、果ては男女の問題まで、どこを読んでも、驚きと発見の連続で、目から鱗が落ちるように「常識というウソ」の壁がはがれていく痛快な一冊である。
●第1章 あっと、驚く…
●第2章 人・ヒト・ひと
●第3章 世の中・事件・出来事
●第4章 学者・思想家・評論家
●第5章 諸事万端
●第6章 男と女
内容説明
聖徳太子・日本書紀から大石内蔵助・大久保利通果ては所得倍増論、郵貯問題、男女の関係まで「歴史の常識」は、ウソだらけ!?みんなよく分かっているようで、ちょっと考えてみるとかなり不思議な事柄に鋭く斬りこみ、歴史の見方・考え方のヒントを提供する。
目次
第1章 あっと、驚く…
第2章 人・ヒト・ひと
第3章 世の中・事件・出来事
第4章 学者・思想家・評論家
第5章 諸事万端
第6章 男と女
著者等紹介
谷沢永一[タニザワエイイチ]
関西大学名誉教授。文学博士。1929年、大阪市生まれ。57年、関西大学大学院博士課程修了。関西大学文学部教授を経て、91年、退職。サントリー学芸賞、大阪市民表彰文化功労賞、大阪文化賞受賞。専攻は日本近代文学、書誌学。評論家としても多方面で活躍
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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