出版社内容情報
いま日本が考えなければならぬことは何か?
「正しい姿」を取り戻せば日本は必ずよみがえる! 戦後60年、そして自民党結党50年を期して、わが国の歩むべき道を真摯に語る。
戦後60年という節目に、来るべき新しい時代の「日本の保守政治」の基軸となるべき考え方を、力強く打ち出した一冊である。
▼自分たちが終わりのないリレーの何番目かの走者であるということを自覚するべきだ、という問いかけから、本書の第一部ははじまる。過去を引き継ぎ、いまに生かし、夢のある未来の日本を築くためにいかに尽力すべきなのか。小さな政府とは何か、教育はいかにあるべきか、さらに国家と情報の問題まで、平易な言葉の中に決然と語られる。
▼第二部では、すべての人が自らの家の歴史を紐解くことによって、歴史を自分のものとして実感すべきだという考えから、町村家の歴史に即して、日本の近現代史を見直していく。身近にひきつけられた歴史の中から、日本の歴史の重みと保守の真髄が浮かび上がってくる。
▼「凛として美しい」信頼国家・日本をつくる。熱い思いを語りつくした渾身の書。
内容説明
戦後六〇年、そして自民党結党五〇年「正しい姿」を取り戻せば日本は必ずよみがえります。
目次
第1部 「凜として美しい日本人」のために(天は自ら助くる者を助く;国家と情報の危機;豊かな時代の「教育の危機」)
第2部 わが家の歴史から日本を考える(幕末から明治へ;大正から昭和へ)
著者等紹介
町村信孝[マチムラノブタカ]
昭和19年生まれ。昭和44年東京大学経済学部卒業。同年通商産業省入省。57年通商産業省資源エネルギー庁石油部石油企画官を最後に同省を退職。58年第37回衆議院議員総選挙にて初当選。文部政務次官、外務政務次官、文部大臣、自由民主党幹事長代理、文部科学大臣、自由民主党総務局長などを歴任。平成16年外務大臣に就任
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