出版社内容情報
首相、そしてWHOのトップとなった女性の書。
女性であり、母であり、最年少でノルウェー首相となった著者自身が語る「私の仕事」。男からの攻撃、息子の死……何があっても先へ進もう。
緒方貞子さんが推薦! 『女性の可能性は、無限であることを彼女は示してくれました』。
▼本書は、医師として活躍した後、最年少でノルウェーの女性首相となり、その後も、世界を舞台にした環境問題への取り組み、WHOの事務局長としての仕事に大きな成果を上げた一人の女性が、自ら「仕事と家族」という軸から半生をつづった貴重な書です。
▼一人の女性として、母として、悲しみや苦しみに直面しながらも、後ろを振り返らずに、いつも前を見て生きてきたグロの姿が、たくさんの女性の励みとなることを願ってやみません。
内容説明
男性たちの攻撃、うつ病だった息子の死、国を襲った大事故…、何があってもあきらめなかった女性の勇気に満ちた手記。
目次
1 ノルウェーの少女
2 子供が大切、仕事が大切
3 チャレンジしよう
4 女性首相として
5 「我ら共有の未来」のために
6 息子の死
7 世界はひとつ
著者等紹介
ブルントラント,グロ[ブルントラント,グロ][Brundtland,Gro Harlem]
1939年、ノルウェー・オスロ市生まれ。63年、オスロ大学医学部卒業。64年、米国ハーバード大学にて公衆衛生の修士号取得。74~79年、ノルウェー環境大臣。81年、ノルウェー初の女性首相となる。以来首相職を3期、合わせて10年以上にわたって務める。83~87年、国連「環境と開発に関する世界委員会」委員長。98~2003年、WHO(世界保健機関)事務局長
竹田ヨハネセン裕子[タケダヨハネセンユウコ]
1946年、西宮市生まれ。神戸女学院大学英文科卒業。語学教師、通訳、翻訳などに従事する。ノルウェー人と結婚、ジュネーブを経て、現在、ノルウェー・オスロ市に在住
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感想・レビュー
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