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PHP新書
なぜ日本車は世界最強なのか

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  • サイズ 新書判/ページ数 216p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569639215
  • NDC分類 537.09
  • Cコード C0234

出版社内容情報

トヨタ、ホンダ――日本の自動車メーカーの世界的躍進の秘密はどこにあるのか。国際競争力の仕組みを専門家がわかりやすく解説する。

中国市場の急拡大や環境技術開発の本格化を背景に、自動車産業のグローバル競争がさらに熾烈さを増している。主役は日本車だ。トヨタ、ホンダ、V字回復した日産の躍進が、連日のように報道されている。そして「世界の勝ち組」となった日本車メーカーが、国内他産業と比べて頭一つ抜けていることもまた事実なのである。

▼日本の自動車メーカーが世界の勝ち組でありつづけられる本当の理由はどこにあるのか? 本書では、おもに“世界市場”“データ”“技術”の三つの視点から、勝ち組企業の成功要因を分析、国際競争力の真の源泉を探究する。

▼◇日本車の競争力に死角はないのか?―日本車企業のアキレス腱は部品企業だった!◇なぜアメリカ車は売れないのか?―米企業の本当の問題はマーケティングにあり!◇中国自動車市場の覇者は?―勝ち残るメーカーにコネや特殊な能力は必要ない!

●第1章 なぜ日本の自動車は世界で勝てるのか 
●第2章 なぜ製品開発力が強いのか 
●第3章 なぜモノづくり力が強いのか 
●第4章 なぜ技術開発力が強いのか

内容説明

中国市場の急拡大や環境技術開発の本格化を背景に、自動車産業のグローバル競争が熾烈さを増している。連日のように報道されるトヨタ、ホンダの躍進。そして「世界の勝ち組」となった日本車メーカーが、国内他業種と比べて頭ひとつ抜けていることもまた事実なのである。日本車の競争力に死角はないのか?なぜアメリカ車は売れないのか?中国自動車市場の覇者は?おもに“世界市場”“データ”“技術”の三つの視点から、勝ち組企業の成功要因を分析、国際競争力の真の源泉を探究する。

目次

第1章 なぜ日本の自動車は世界で勝てるのか(本当に世界の勝ち組なのか;中国自動車市場の覇者は誰か;なぜ米国の自動車は売れないのか;韓国自動車の実力は本物か;なぜ日本の自動車は世界で勝てるのか)
第2章 なぜ製品開発力が強いのか(日本車の製品開発に死角はないのか;部品業界の勝ち組はどこか;日本の製品開発はもっと強くなれる;世界潮流に対峙する日本車の製品開発)
第3章 なぜモノづくり力が強いのか(日本車のモノづくりが世界の先端を行く理由;日本車がコスト競争で勝てる本当の理由)
第4章 なぜ技術開発力が強いのか(日本の“技術革新コンプレックス”は消えるか?;技術開発は自動車メーカーの価値を上げるのか;なぜ日本の自動車の技術開発は強いのか)

著者等紹介

三沢一文[ミサワカズフミ]
1955年長野県生まれ。早稲田大学理工学部卒業。米国マサチューセッツ工科大学(MIT)工学修士取得。株式会社東芝の技術者を経て、1988年より自動車、ハイテクノロジー、通信、エネルギー産業のグローバル経営、戦略、技術、組織コンサルティングに従事。アーサー・D・リトル本社バイス・プレジデント、ベイン・アンド・カンパニー、パートナーを歴任。現在はアクセンチュア、パートナー、アジア太平洋地区自動車産業統括。東京理科大学大学院総合科学技術経営研究科客員教授。専門は自動車企業の経営コンサルティング、技術経営
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

James Hayashi

26
自動車コンサルティング、05年著。昨年政府が2050年までに脱炭素をぶち上げたが、トヨタ社長がコメントされていることに大きな憂いを感じた。500万人の雇用。日本の電力源の問題。クリーンなイメージだけでは国は成り立たない。2021/01/06

Hiroki Nishizumi

2
表題が提灯記事っぽいので、ちょっと不安があったが、意外と真面目な本。経営について一般論から一歩踏み出しているところもあって参考になった。2014/06/10

Humbaba

2
日本車は世界最強になる資質を持っている。しかし、それはあくまでも業界再編がうまく行われた時に限る。日本の自動車産業には強みもあるが、それと同じくらい弱みもあるということを忘れてはならない。2010/03/14

やす

1
まあまあ2019/10/06

Yuuki Yamaguchi

1
自動車業界というのは5年もすれば世界シェアが大きく変わる業界である.そのなかで2000年代にアメリカのBIG3といわれるGM,フォード,クライスラーはなぜ日本車に対し後塵を拝したのか?一つの理由としては,マーケティングに対し重きを置き過ぎたことだろう.それに対し,日本車メーカーはTOYOTAを中心に徹底した現場主義とプロブレム・ファーストによるカイゼンが大きな理由と云える.しかし,車業界は栄枯盛衰が激しいことは確かだ.常に問題解決に注視し,本業とは別の事業に資本を分散させないことが求められるのではないか?2016/11/12

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