出版社内容情報
拡大し続けるイスラム帝国の実像を描き出す。
ジハードが頻発する背景には、イスラム独特の文明観と世界規模の資金・情報網が存在していた。拡大し続けるイスラム帝国の実像に迫る。
イスラム教徒によるテロは、なぜ続くのか。彼らの唱える「ジハード」とは何か。そして彼らの目指す世界とは……。
▼本書は、イスラム世界に渦巻く戦いの論理を読み解き、現代のネットワーク社会が生み出したバーチャルな世界国家の実像を浮き彫りにする。
▼衛星放送・インターネット・携帯電話によって共有される情報と憎悪の感情。世界中のモスクから集まる無尽蔵の資金。自由に移動し、画策するテロリストたち……。いまや、日本も彼らの標的となっているのだ。
▼現地で生活を共にするなかで知り得たイスラム教徒たちの本音を解き明かし、テロリズム時代の行く末を大胆に展望する。
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[目次より]第1章 イスラム原理主義の正体/第2章 イスラムの掟とジハード/第3章 イスラム世界 繁栄の壁/第4章 歴史のないイスラム世界/第5章 「バーチャルな世界国家」の完成/終章 テロリズム時代の行く末
●第1章 イスラム原理主義の正体
●第2章 イスラムの掟とジハード
●第3章 イスラム世界 繁栄の壁
●第4章 歴史のないイスラム世界
●第5章 「バーチャルな世界国家」の完成
●終章 テロリズム時代の行く末
内容説明
イスラム・テロはなぜ続くのか。彼らの唱える「ジハード」とは何か。本書は、イスラム世界に渦巻く戦いの論理を読み解き、現代のネットワーク社会が生み出したバーチャルな世界国家の実像を浮き彫りにする。衛星放送・インターネット・携帯電話によって共有される情報と憎悪の感情。世界中のモスクから集まる無尽蔵の資金。自由に移動し、画策するテロリストたち…。日本も彼らの標的となっているのだ。現地で生活を共にするなかで知り得たイスラム教徒の本音を明かし、テロリズム時代の行く末を大胆に展望する。
目次
第1章 イスラム原理主義の正体
第2章 イスラムの掟とジハード
第3章 イスラム世界繁栄の壁
第4章 歴史のないイスラム世界
第5章 「バーチャルな世界国家」の完成
終章 テロリズム時代の行く末
著者等紹介
佐々木良昭[ササキヨシアキ]
1947年岩手県生まれ。拓殖大学商学部貿易学科卒業後、国立リビア大学神学部へ留学。イスラム神学専攻。埼玉大学経済学修士、トルコ・トルクメニスタン・インターナショナル・ユニバーシティ名誉博士。アラブ・データ・センターのベイルート駐在員、クウエート・アルカバス紙東京特派員、在日リビア大使館員、拓殖大学海外事情研究所教授を経て、現在、東京財団シニア・リサーチ・フェロー
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感想・レビュー
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