出版社内容情報
華道家元が語る花と美とこころの名言集。
出生以来常に花と親しんできた著者が、華道から学んだこと、花と人とのふれあい、人生について、美について語る、一日一話形式の名言集。
花を生かし、花をいける人が生かされる――。
▼華道家元家に生まれ、池坊いけばなの伝統を受け継ぎながら、常に明日へ向かい、人の心を動かすいけばなをめざしてきた著者が贈る、季節感あふれる365の言葉。
▼「近年のように、自然から遠ざけられ、ひたすらに物質文明へ向かう生活をしていると、季節の移りゆきや気配に気づかずに、美しいものへの感動も薄れ、繊細な美意識や豊かな感性も育ちにくくなります。草木を身近に見つめ、花と語らって花をいける、その喜びを多く味わってもらいたいを思います」
▼花とともに生きてきた著者が、花や自然から学んだ大切なこころ、華道を通して学んだ真実の道、生き方、考え方を余すところなく伝えます。
内容説明
池坊いけばなの伝統を受け継ぎながら常に明日へ向かい、人の心を動かすいけばなをめざしてきた著者が贈る365の言葉。
著者等紹介
池坊専永[イケノボウセンエイ]
1933年7月、華道家元四十四世池坊専威の長男として京都市に生まれる。1945年5月、父の死去に伴い、11歳で華道家元四十五世を継承。1953年8月、紫雲山頂法寺(六角堂)住職に就任。1956年、同志社大学文学部卒業。1974年、個展を開催し、以降国内および世界各地でいけばなの指導、普及に活躍。1977年、生花新風体を発表。1999年、立花新風体を発表。財団法人日本いけばな芸術協会副会長
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