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出版社内容情報
ローマの賢人たちから学ぶ生きるヒント!
誰もが人生で一度は突き当たる心の病、人との争い事、死の悲しみという問題。古代ローマの賢人たちの言葉から生きる知恵を探る。
2000年も昔のローマ哲学が、いまだに色あせることなく、現代社会に生きる私たちに好まれるのは、なぜだろうか。
▼それはローマの哲学者たちが、学問としての哲学を述べているのではなく、日常的な出来事を題材として、人生をいかに生きるべきかを説いているからである。
▼「後悔は苦痛を倍加する」「度の過ぎた期待は、大きな過ちのもととなる」「忠告には、熟慮と感情の細やかさが必要不可欠だ」などのローマの哲学者たちの知恵は、人間が人の世をどう生きたらいいかをやさしく教えてくれる。
▼本書では、内省的側面を持つセネカやマルクス・アウレリウスのようなローマの代表的な哲学者の見解と、常に生活の知恵、が議論の中心となり、実用的側面を持つプルタルコスの見解を対照させて、ローマの人生哲学を学んでいく。
▼ローマの賢人たちが、不安な現代社会を毅然と生き、誰でも幸せに人生を送れる知恵を私たちに授けてくれる。
●感情に振り回されないために
[1]怒り
[2]心の苦痛
[3]言葉と感情
[4]困難にめげない人
[5]美しい心の持ち方
●人とうまくつきあうために
[1]夫婦
[2]家族
[3]他人
[4]友人
[5]「友人」の効用
[6]「直言苦言」の注意
●人生の苦しみに負けないために
[1]苦しみや悩みの軽減法
[2]苦しみや悩みの吹き払い方
●哲学のある生き方をするために
[1]哲学の本質
[2]哲学の効用
内容説明
幸せな生き方が見つかる。プルタルコス、セネカ、キケロたちはいかに人生を考えたか。古代ローマの賢人たちから生きる知恵を学ぶ。
目次
1 感情に振り回されないために(怒り;心の苦痛 ほか)
2 人とうまくつきあうために(夫婦;家族 ほか)
3 人生の苦しみに負けないために(苦しみや悩みの軽減法;苦しみや悩みの吹き払い方)
4 哲学のある生き方をするために(哲学の本質;哲学の効用)
著者等紹介
鷲田小弥太[ワシダコヤタ]
1942年、札幌市生まれ。大阪大学文学部哲学科卒業。同大学院博士課程単位取得。三重短期大学教授を経て、現在札幌大学教授。専攻は、哲学、倫理学。哲学をベースに、思考術、読書術、福祉論、歴史に至るまで、執筆ジャンルを果敢に広げている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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