出版社内容情報
死を誘発する食物アレルギーの実態をレポート。
現代人は毒物に囲まれて生きている!? ふだん口にする食物や薬によるアレルギーの害を報告。野放しにされている現状に警鐘を鳴らす。
私たちが何気なく口にしている食べ物が、突然、命を奪う“毒物”に変わる……。子どもたちを襲うアレルギーの悲劇や、相次ぐ偽装表示事件をきっかけに、「食」に対する不安が高まっている。しかし、問題は容易に解決できるほど楽観的ではない。
▼次々と認可される食品添加物。だが、それは安全性のお墨付きを意味しない。たとえ単独では無害とされる物質も、複合汚染の可能性がつきまとう。食卓には見えない“地雷”が埋まっているのだ。
▼野放しにされる食品・環境行政を前に、いかにして身を守るべきなのか。社会に警鐘を鳴らす一冊。
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[内容]食物によるアナフィラキシー・ショックの症状/学校に通えない!――シックスクール症候群/外出もできない化学物質過敏症/未熟児が増えている!/「天然だから安全」とはいえない/薬にも使われている添加物/添加物がキレる若者を生む!?/化学物質の組み合わせで何が起こるのか/偽装表示に対する意識の食い違い
●第1章 日常に潜むアレルギーの恐怖
●第2章 隠された食品添加物のワナ
●第3章 化学物質が人間を狂わせる
●第4章 複合汚染にさらされる人体と環境
●第5章 奪われた未来は取り戻せるか
内容説明
何気なく口にしている食べ物が、突然、命を奪う“毒物”に変わる…。子どもたちを襲うアレルギーの悲劇や、相次ぐ偽装表示事件をきっかけに、「食」に対する不安が高まっている。しかし、問題は容易に解決できるほど楽観的ではない。次々と認可される食品添加物。だが、それは安全性のお墨付きを意味しない。たとえ単独では無害とされる物質も、複合汚染の可能性がつきまとう。食卓には、見えない“地雷”が埋まっている。野放しにされる食品・環境行政を前に、いかにして身を守るべきか。社会に警鐘を鳴らす一冊。
目次
第1章 日常に潜むアレルギーの恐怖(コンビニで突然倒れた高校生;チョコレートが命を奪う!? ほか)
第2章 隠された食品添加物のワナ(ダイオキシン入りの母乳よりさらに危険な粉ミルク;基準値はあるが… ほか)
第3章 化学物質が人間を狂わせる(化学物質の二つの毒性;発ガン二段階説 ほか)
第4章 複合汚染にさらされる人体と環境(現代の「食べ合わせ」の主役は食品添加物;添加物と反応する魚や肉の焦げ ほか)
第5章 奪われた未来は取り戻せるか(食品安全基本法の制定;消費者になぜ安全性を確保する義務があるのか ほか)
著者等紹介
山本弘人[ヤマモトヒロト]
1957年生まれ。フリージャーナリスト。大学卒業後、複数の出版社を経て、アメリカの出版社発行のビジネス雑誌、法律雑誌の編集長を務める。その後、自身の子どもにアレルギーが発症したことから化学物質問題にも接近。ジャーナリズムの立場から、社会に警鐘を鳴らす
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sweet november
Humbaba
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