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桜―平家夜話

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  • サイズ B6判/ページ数 337p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569637709
  • NDC分類 913.6

内容説明

武士たるもの、雅を心がけ、きらびやかであってよし。ただし、潔うあれ。ゆえに、平家は「桜」なり。気鋭が奏でる平家十四話書き下ろし作品。

著者紹介

早瀬詠一郎[ハヤセエイイチロウ]
1952年、東京生まれ。学習院大学経済学部卒。幼少より邦楽の手ほどきを受け、長じて古典浄瑠璃の一つ「新内」の故岡本文弥に師事。現在、「岡本紋弥」の名で太夫として活躍中。また、同名で放送作家・脚本家としてテレビ、舞台で数多くの作品を手がけ、文部省教育映画祭優秀賞を三回、1999年度文化庁芸術祭でドキュメンタリー番組部門優秀賞を受賞。2000年、小説『萩大老』(新潮社)を上梓し作家としてデビュー

出版社内容情報

平家物語の人間模様を様々な人間の目から描く。

『平家物語』が語る諸行無常・盛者必衰の人間模様を、公達・武士・庶民等の目を通して描く。気鋭の作家が流麗な筆致で綴る珠玉の短編集。

武士(もののふ)たるもの、雅を心がけ、きらびやかであってよし。ただし、潔うあれ。ゆえに、平家は「櫻」なり――。

▼『平家物語』に語られる様々な人間模様を、著者独自の感性から紡ぎなおした短編連作集である。

▼叡山の僧兵たちの強訴に対し、院所の門前で彼等が担ぐ神輿に矢を放ち、武門の矜持を示した若き日の清盛の勇姿。先々帝の后・多子を再び后に迎えることで、父後白河院への鬱憤を晴らそうとした二條帝と、それに翻弄される周囲の人々。清盛の寵愛をうける祇王祇女姉妹に、芸で立ち向かった同じ白拍子の佛御前、そして祇王姉妹の行く末。平家追討を謀った鹿ヶ谷の変の首謀者たちのそれぞれの思惑。小督の悲恋と源仲国の清き恋情……。

▼他に「海道下り」「都落ち」「壇ノ浦合戦」「大原御行」など『平家物語』の名場面が見事に換骨奪胎され、「新内」の語り手でもある著者ならではの筆致流麗な語り物としてここに蘇る。

▼気鋭が奏でる珠玉の十四話。

[序]散華 
[第1話]ひぐらし 炎上 
[第2話]うき身 二代の后 
[第3話]姫小松 祗王 
[第4話]焼失 鹿ケ谷の変(一) 
[第5話]夜の夢 鹿ケ谷の変(二) 
[第6話]想夫恋 小督 
[第7話]夜の錦 無文 
[第8話]熊野 海道下り 
[第9話]火柱 入道死去 
[第10話]末の煙 都落ち 
[第11話]風流夷 木曾最後 
[第12話]盛者必衰 壇ノ浦の合戦 
[第13話]落人伝 大原御幸