誰が文明を創ったか―ブッダからシェークスピアまで

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  • サイズ B6判/ページ数 514p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569637570
  • NDC分類 204
  • Cコード C0020

出版社内容情報

歴史学の世界的権威デューラントの遺稿。

ピューリッツァー賞作家デューラントが綴る、歴史を創った巨人たちの物語。文明の本質に迫る「感動する世界史」。歴史を学ぶ人必読。

本書の著者ウィル・デューラント(1885~1981)は、執筆に50年を費やした11巻にわたる大作“The Story of Civilization”、日本で『西洋哲学物語』(講談社学術文庫)というタイトルで翻訳された“The Story of Philosophy”により、哲学・歴史の著述家として世界的な評価を得ているピューリッツァー賞作家である。そして、“The Story of Civilization”の内容をコンパクトにまとめ、さらに多くの人々に文明の本質に触れてもらいたいという考えのもとに執筆されたのが、”Heroes of History”、すなわち本書である。李白、イクナートン、アリストテレス、カエサル、キリスト、ダ・ヴィンチ、ルター……。巨人たちの物語を綴った本書は、まさに感動する世界史。ほんものの歴史書の底知れぬ魅力を味わえる一冊である。

●第1章 文明とは何か? 
●第2章 孔子と「天上から流された仙人」李白 
●第3章 インド―ブッダからインディラ・ガンジーまで 
●第4章 ピラミッドからイクナートンまで 
●第5章 ユダヤ人の哲学と詩 
●第6章 古代ギリシャ―西洋哲学と民主主義の誕生 
●第7章 アテネの黄金時代 ほか

内容説明

李白、イクナートン、カエサル、キリスト、ダ・ヴィンチ、ルター…ピューリッツァー賞作家が綴る英雄2000年紀。

目次

文明とは何か?
孔子と「天上から流された仙人」李白
インド―ブッダからインディラ・ガンジーまで
ピラミッドからイクナートンまで
ユダヤ人の哲学と詩
古代ギリシャ―西洋哲学と民主主義の誕生
アテネの黄金時代
プラトンからアレクサンドロスまで
ローマ史序論―ローマはなぜ繁栄したのか
ガイウス・ユリウス・カエサル〔ほか〕

著者等紹介

デューラント,ウィル[デューラント,ウィル][Durant,Will]
1885~1981。作家、著述家。1968年にピューリッツァー賞を、1977年に大統領自由勲章を受章している

高田亜樹[タカダアキ]
東京都生まれ。国際基督教大学教養学部卒業後、同大学大学院行政学研究科博士前期課程修了。大学院在学中よりCNNの通訳をはじめ、多数の通訳・翻訳業務をこなす。オックスフォード大学大学院で政治学修士号を取得後、外務省専門調査員として在ニューヨーク日本政府国連代表部に勤務。出産を機に退職、現在子育てをしながら翻訳業に従事
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

もりの

3
読み応えがあった。娯楽が溢れてて出生率が下がって〜みたいな時代があったことに驚き。やっぱり時代は繰り返すのか…。良きリーダーが日本を導いてくれるといいな。2023/06/18

サアベドラ

3
いちいちヨーロッパ視点で世界の文明を語るところが日本人として気に食わない。彼らの頭の中には古代ギリシアとローマとルネサンスと産業革命しかないらしい(それとちょっとだけエキゾチックな東洋も混ぜて、と)。もう、南太平洋の島国あたりの学者に世界単位の文明史は書かせた方がいいと思うんだ。そうすればもうすこし中立な文明史が書けるだろうに。2007/11/16

大竹 粋

1
いやあ、楽しかった。わかりやす。でも、欧米な人からみたらこれが世界なのか。キリスト教が背骨にあって、その上で殺戮と生き残りと哲学と科学があって、今に至ると、、、う〜む。人間は殺戮の連続。1800年前のエジプトのミイラの顔の絵を五反田で見てから、歴史としてではなく、同じ人間が居たんだ、という事実が胸にせまってきて、大昔から人間の感覚はそれほど変わっていないのではないか、という仮説を確かめたくて、数万年単位の人類の歩みを感じたくて手に取りました。いままでにない何らかの感覚が得られた。恐れを抱くのはそりゃそうだ2009/11/03

numainu

0
評価C2005/07/20

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