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国の常識は地方の非常識―志ある首長39人が本音で語る

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  • サイズ B6判/ページ数 280p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569637457
  • NDC分類 318
  • Cコード C0030

出版社内容情報

志ある全国の首長39人の「国への直言」。

三位一体改革から平成の大合併まで、国の政策は地方にどんな影響を与えているのか。現場を知る首長たちの直言に耳を傾けよ!

名ばかりの「地方分権」、まやかしの「三位一体改革」、理念なき「平成の大合併」……地方の実情を無視した政策で日本はよくなるのか? 現場を知り尽くす辣腕首長39人が、国に対して歯に衣着せぬ「直言」を申し立てたのが本書である。北は北海道ニセコ町の逢坂誠二町長から、南は佐賀県多久市の横尾俊彦市長まで、いずれも一騎当千の首長たちが揃ったのが特徴。また、岩手県の増田寛也知事や宮城県の浅野史郎知事など官僚OBたちも国の問題点を明確に指摘している。圧巻は、岐阜県宮村、岡山県長船町など、合併によって名前が消えてしまう町村の首長たちの切実たる訴えだ。「三位一体改革は、地方切り捨て方式に他ならない」「国の無策を地方に転換するな」「東京一極集中が地方を死に追い込んでいる」など、地方の怒りが溢れている。本書は、いままで個別対応しかできなかった地方の首長たちが、ある意味でタックマッチを組んで国に挑んだ勇気の書でもある。

●第1章 国の役割とは何か 
●第2章 名ばかりの「地方分権」 
●第3章 まやかしの「三位一体改革」 
●第4章 何のための「平成大合併」か 
●第5章 地方だからこそできること 

内容説明

名ばかりの「地方分権」まやかしの「三位一体改革」理念なき「平成の大合併」…地方の実情を無視した政策で日本はよくなるのか?現場を知り尽くす辣腕首長たちの「気概」と「直言」。

目次

第1章 国の役割とは何か(いまこそ山を動かすとき(北海道ニセコ町長・逢坂誠二)
地方の自立を阻む国の「縛り」(岩手県知事・増田寛也) ほか)
第2章 名ばかりの「地方分権」(地方の実情を無視した法律が多すぎる(千葉県知事・堂本暁子)
法律は変えればいいじゃないか(群馬県太田市長・清水聖義) ほか)
第3章 まやかしの「三位一体改革」(地方切り捨ての行財政改革(宮城県気仙沼市長・鈴木昇)
闇討ち同然の三位一体改革(福井県丸岡町長・林田恒正) ほか)
第4章 何のための「平成大合併」か(小さな村は生きる資格がないのか(岐阜県宮村長・大江哲雄)
単なる行政区域の拡大では意味がない(岡山県長船町長・清家隆宣) ほか)
第5章 地方だからこそできること(待ったなし、教育行政改革(島根県出雲市長・西尾理弘)
県が変われば市町村も変わる(岐阜県美濃加茂市長・川合良樹) ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

3
少なくとも現状においては、国と地域は対等ではない。法律はその対等ではない状況を改善する雨に手を打ってはいるものの、それも運用方法次第では回避することもできてしまう。飴と鞭を使い分けることによって、国は自分たちに都合の良い方向に進めようとしている。2014/02/18

miwarin

0
事件は霞ヶ関で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだ!2009/10/28

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