PHP新書<br> 勝者の組織改革

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PHP新書
勝者の組織改革

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  • サイズ 新書判/ページ数 195p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569636924
  • NDC分類 780.4
  • Cコード C0275

出版社内容情報

日本スポーツ界が抱える「不作為の病」にメス。

日本のスポーツ組織はこのままでいいのか!? 明暗を分ける競技団体、名指導者の実像に光を当て、蔓延する「不作為の病」を徹底糾弾。

問題が起こると知りつつ何もしない。そもそも本気で変わろうとしていない。過去の成功体験にしがみつき、いつかは「神風」が吹くと根拠もなく楽観視。日本の組織に蔓延する「不作為の病」。

▼決定力不足に悩むサッカー、人気凋落にあえぐ大相撲、既得権をめぐって混乱するプロ野球、ドタバタをくりかえすオリンピック代表選考。責任の所在はどこにあるのか。勝てるチームをつくりあげた名指導者たちの声に耳を傾け、考える。

▼「伝統か改革か」はナンセンス! 「明日の勝者」になるために、スポーツから学ぶ組織改革の思考。


[内容紹介]日本にはびこる「不作為の病」/スポーツの「大政奉還」/「伝統」と「改革」は対立しない!/決断力と責任ある人材は生まれるか/リーダーが替われば組織は変わるのか/あるべき師弟関係とは/成功する女性リーダーの素顔/格闘技ブームはどこまで続くか/人材流出を防ぐ、人材確保を図る/日本の構造改革はスポーツから 

●序章 日本にはびこる「不作為の病」――いつまで「敗者」でいたいのか!? 
●第1章 スポーツの「大政奉還」――企業から地域へ 
●第2章 「伝統」と「改革」は対立しない!――角界は生まれ変われるか 
●第3章 決断力と責任ある人材は生まれるか――異端児ストライカーの待望 
●第4章 リーダーが替われば組織は変わるのか――星野タイガースの真実 
●第5章 あるべき師弟関係とは――人を動かす小出義雄のスキル 
●第6章 成功する女性リーダーの素顔――勝つための資質 
●第7章 格闘技ブームはどこまで続くか――新型スポーツ・ビジネスの未来 
●第8章 人材流出を防ぐ、人材確保を図る――日本プロ野球の生き残りを賭けて 
●第9章 日本の構造改革はスポーツから――「楽しむ」ために人は動く

内容説明

問題が起こると知りつつ何もしない。そもそも本気で変わろうとしていない。過去の成功体験にしがみつき、いつかは「神風」が吹くと根拠もなく楽観視。日本の組織に蔓延する「不作為の病」。決定力不足に悩むサッカー、人気凋落にあえぐ大相撲、既得権をめぐって混乱するプロ野球、ドタバタをくりかえすオリンピック代表選考。責任の所在はどこにあるのか。勝てるチームをつくりあげた名指導者たちの声に耳を傾け、考える。「伝統か改革か」はナンセンス!「明日の勝者」になるために、スポーツから学ぶ組織改革の思考。

目次

序章 日本にはびこる「不作為の病」―いつまで「敗者」でいたいのか!?
第1章 スポーツの「大政奉還」―企業から地域へ
第2章 「伝統」と「改革」は対立しない!―角界は生まれ変われるか
第3章 決断力と責任ある人材は生まれるか―異端児ストライカーの待望
第4章 リーダーが替われば純織は変わるのか―星野タイガースの真実
第5章 あるべき師弟関係とは―人を動かす小出義雄のスキル
第6章 成功する女性リーダーの素顔―勝つための資質
第7章 格闘技ブームはどこまで続くか―新型スポーツ・ビジネスの未来
第8章 人材流出を防ぐ、人材確保を図る―日本プロ野球の生き残りを賭けて
第9章 日本の構造改革はスポーツから―「楽しむ」ために人は動く

著者等紹介

二宮清純[ニノミヤセイジュン]
1960年愛媛県生まれ。日本大学商学部卒業。(株)スポーツコミュニケーションズ代表取締役。フリーのスポーツジャーナリストとして国内外で取材活動を展開。新聞、雑誌、テレビ、ラジオなどで幅広く活躍する
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kaz

6
日本のスポーツ組織の欠点を再認識した。私のクラブチームの所属する組織も、本著で描かれる日本的な組織とそっくりで、先行きが非常に心配。成功体験を疑えるスキルを身につけなければ!2012/12/11

くりのすけ

4
スポーツの組織に対して、過去の成功体験や前例主義であることを批判しており、スポーツジャーナリズムの枠を超えた提言がなされている。とりわけ、マイナースポーツはとにかく普及することが大事ということがよくわかった。バレーやラグビーなどは、プロとは言え、まだまだ大変な環境(発売当時)にあるということがわかった。2015/04/07

KF

1
2004年の著述という点を考慮に入れて読む必要はあるが今読んでも色褪せ感は無い。日本のスポーツ界は停滞しているのだろうか。ラグビーに関してはトップリーグに「大政奉還」を呼びかけている。企業から地域へ、と言うことでホーム&アウェーを主張している。私が国内ラグビーに興味を持たないのは全くその為。どの家電メーカーにも通信会社にも飲料会社にも感情移入出来ない。野球に関する記述では「寄らば大樹の陰、巨人の陰」体質を批判。これも今も変質しておらず。シンクロの井村さん、ソフトの宇津木さんの記事は小気味良かった。2017/02/22

Monday

1
・わが国においては「頭がよい」は「試験の点数が高い」を意味する。 その結果、難しい問題を避けて、簡単な問題を無難に正確に解く、というテクニックに走る。 大学センター試験がその典型だ。 いつの間にか日本人は、大きな問題をひたすら避け、小さな問題を無難に処理する事に力を注ぐようになったのではないか。 この制度では「小利口者」はたくさん輩出しても、真の意味での「リーダー」や「エリート」は生み出しにくい。 ・日本のテストには引っかけ問題が多い。それが積極型よりも慎重型の人間を生みだすきっかけになってるのではない2012/05/22

パパ

1
二宮清純の本ってこんなのだったっけという印象。 日本人の滅びへの美学と、建物を木で作ることは全く関係ない。ヨーロッパのように石で作ってたら地震の時に何人死ぬと思ってんの。浅い、薄い。2011/10/03

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