出版社内容情報
問題解決の最強理論を開発者の一人が解説。
ベストセラー『ザ・ゴール』の制約理論から進化した、問題解決の最強メソッド「思考プロセス」を、共同開発者の一人が平易に解説。
「思考プロセス」とは、『ザ・ゴール』の著者で知られるエリヤフ・ゴールドラット博士の「制約条件の理論(TOC)」から進化した最新のビジネススキルである。
▼『ザ・ゴール』刊行後、ゴールドラット博士のもとに、「『ザ・ゴール』のアイデアをうちの組織に適用するには、具体的にどうしたらいいのか?」という問い合わせが殺到した。やむなくゴールドラットは特別チームを召集し、8カ月かけて誰でも使える図と論理の問題解決スキルを開発した。それが、この思考プロセスである。問題の核を見つけ出す『現実問題構造ツリー』、あらゆる対立を解消する『雲』、実行すべきことを導く『移行ツリー』、実行の道すじを決める『前提条件ツリー』、未来を予測する『未来問題構造ツリー』。この5つのツールをマスターすれば、必ず的確な改革、確実な儲けがもたらされるのである。本書ではこの思考プロセスを、開発者の一人がやさしく、正しく解説する。
●第1章 制約理論(TOC)
●第2章 十分原理
●第3章 論理的な賛成留保のカテゴリー
●第4章 必要条件の思考
●第5章 移行ツリー
●第6章 未来問題構造ツリー
●第7章 現実問題構造ツリー
●第8章 雲(対立解消図)
●第9章 前提条件ツリー
●第10章 全体的な分析
内容説明
確実な儲け、的確な変革、さらには人生の問題までも解決するビジネススキルTOC思考プロセスを世界一やさしく解説。
目次
第1章 制約理論(TOC)
第2章 十分原因
第3章 論理的な賛成留保のカテゴリー
第4章 必要条件の思考
第5章 移行ツリー
第6章 未来問題構造ツリー
第7章 現実問題構造ツリー
第8章 雲(対立解消図)
第9章 前提条件ツリー
第10章 全体的な分析
著者等紹介
シェインコフ,リサ・J.[シェインコフ,リサJ.][Scheinkopf,Lisa J.]
コンサルタント会社インシンク・ソリューションズの社長としてTOCの原則と実践を導入した後、メリーランド州セベルナパークに本社を持つチェサピーク・コンサルティング社に入社し、CPIM(生産・在庫管理認証者)として活躍している。同社はTOC(制約理論)およびTOCをもとにしたシステム改善技術により組織の業績を改善させることでよく知られ、半導体、医療機器、プリント基板、エレクトロニクス製造業、国防総省、複数の大学のクライアントをサポートしている。また、ゴールドラット・インスティチュートに協力し、エリヤフ・ゴールドラット博士と協同でTOCの戦略的思考プロセスの開発と向上を手がけた。彼女は思考プロセスの教育と応用では世界で第一人者のひとりとされており、TOCとその応用、システム思考、組織改善などのトピックについての講演をもっとも望まれている人物でもある
田村優子[タムラユウコ]
1963年生まれ。上智大学外国語学部イスパニア語学科卒業、銀行、証券会社勤務を経て、ILO(国際労働機関)駐日事務所職員。フリーランスの通訳者、翻訳者としても活動している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。