出版社内容情報
複雑な仏教の教えを、絵と文章で平易に解説。
仏教とは何か? 空とは? 悟りとは? 禅とは? 密教とは? 難解に思われがちな仏教を、イラストを交えながら、わかりやすく解説。
私たち日本人にとって身近なはずの仏教。しかし「仏教とは何か?」、そう問われると、多くの人が戸惑ってしまう。それほどまでにその教えは幅広く、そして奥深い。
▼本書はそんな仏教を、画家でもある小暮満寿雄氏が、時にイラストを交え、時に科学や数学を切り口に、また時には芸術という視点から読み解いていく――新しいタイプの仏教本。
▼空とは? 悟りとは? 禅とは? 密教とは? 念仏とは? 仏教を理解する上で欠かせない、さまざまなキーワードを小暮流に料理。仏教が説いた、「生きるための智恵」を探ることに主眼がおかれて展開。さらに、本書のウリの一つでもある、テンポのよい文章が読者をやさしく仏の世界に誘います。
▼思春期にあたる中学生くらいの年代は、ちょうど悩みや疑問が芽生えはじめる頃。そんな過ぎし日の疑問をやさしく解きほぐしてくれるのが、まさに仏教!
▼仏教ファン、そして仏教に興味を持つ全ての人にお勧めの一冊です。
●第1章 “日常”について考える
[禅と空]
●第2章 十二歳の悩み
[ブッダの生涯(1)]
●第3章 “声と言葉”について考える
[法華経と日蓮]
●第4章 三十五歳の決断
[ブッダの生涯(2)]
●第5章 “宇宙の存在”について考える
[密教と空海]
●第6章 八十歳の旅立ち
[ブッダの生涯(3)]
●第7章 “あの世”について考える
[念仏と浄土信仰]
●第8章 仏教のはじまり
[ブッダの生涯(4)]
内容説明
仏教というものがこの世界をどう位置づけ、どう生きていくか―いわば生きる智慧をどう説いてきたのかを考える本。
目次
第1章 “日常”について考える―禅と空
第2章 十二歳の悩み―ブッダの生涯1
第3章 “声と言葉”について考える―法華経と日蓮
第4章 三十五歳の決断―ブツダの生涯2
第5章 “宇宙の存在”について考える―密教と空海
第6章 八十歳の旅立ち―ブッダの生涯3
第7章 “あの世”について考える―念仏と浄土信仰
第8章 仏教のはじまり―ブッダの生涯4
著者等紹介
小暮満寿雄[コグレマスオ]
作家・画家。1959年東京生まれ。多摩美術大学大学院修了。1988年まで神奈川県の中学校で教員生活を送る(美術、地理などを担当)。その後、インド・トルコ・ヨーロッパ方面を周遊。帰国後、ジーイー企画センターを経て独立。絵画はもとより、インドの神話や源氏物語などをテーマにした仕事も手掛けており、その作風は幅広い
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