夫の言葉にグサリときたら読む本

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569635583
  • NDC分類 367.3
  • Cコード C0036

出版社内容情報

夫・恋人からの「言葉の暴力」への対応術。

罵り、激怒、悪質な冗談など、妻・恋人への「言葉の暴力」の解決策を示す、全米50万部ベストセラー。夫、カップルも必読の名著。

「いい加減にしろ!」「君の意見なんて聞いてないよ」「俺の言うとおりにしろ」……こんな、不可解でグサリとくる夫の言葉に悩まされていませんか? 本書は、なぜ夫がそんな言葉を口にするのかを解明し、いちばん効果のある対応法を教えてくれる本です。

▼本書によると、「言葉の暴力」をふるう夫とその妻は、違う現実を生きています。夫にとって、妻とは「自分の支配下に入るべき存在」であり、妻にとって夫は「ともに愛し合い、力を合わせてゆくパートナー」なのです。コミュニケーションの拒否や、話のすりかえ、断定的な批判、脅迫、そして怒りといった手段で妻を支配しようとする夫の行動の真意に気づくことができず、妻は「自分の何がいけなかったのかしら」と思い悩みますが、きっぱりとストップをかけない限り、二人の関係は望ましいものには戻らないのです。

▼夫、カップルも必読の、全米50万部ベストセラー。「革命的な本だ」Newsweek絶賛!

[1]パートナーには、何の問題もありません 
●第1章 夫の言葉に傷ついていませんか? 
●第2章 違う現実を生きている二人 
●第3章 現実2に生きる人たち 
●第4章 現実1に生きる人たち 
●第5章 自信を失ってゆくパートナーたち 
●第6章 「グサリ」とくる感情を分析すると 
●第7章 言葉の暴力に気づくために 
[2]迷わず、きっぱりと「ストップ!」を 
●第8章 傷つける言葉の15のパターン 
●第9章 怒り中毒 
●第10章 条件づけを受け入れてゆくパートナーたち 
●第11章 夫の真意に気づく 
●第12章 二人の関係に変化を与える対応法 
●第13章 回復と癒しのために 
●第14章  振り返ってみて 
●第15章 それぞれの原体験 
●第16章 セラピーについて―そしてセラピストのために 
●第17章 言葉の暴力と子ども 
●第18章  FAQ よく聞かれる質問

内容説明

「いい加減にしろ!」「君の意見なんて聞いてないよ」「俺の言うとおりにしろ!」こんな言葉を「理解」しようとしても、ムダ!全米50万人の女性を救った決定的名著!夫やカップルも必読。

目次

1 パートナーには、何の問題もありません(夫の言葉に傷ついていませんか?;違う現実を生きている二人;現実2に生きる人たち;現実1に生きる人たち;自身を失ってゆくパートナーたち;「グサリ」とくる感情を分析すると;言葉の暴力に気づくために)
2 迷わず、きっぱりと「ストップ!」を(傷つける言葉の一五のパターン;怒り中毒;条件づけを受け入れてゆくパートナーたち;夫の真意に気づく;二人の関係に変化を与える対応法;回復と癒しのために;振り返ってみて;それぞれの原体験;セラピーについて―そしてセラピストのために;言葉の暴力と子ども;FAQよく聞かれる質問)

著者等紹介

エバンス,パトリシア[エバンス,パトリシア][Evans,Patricia]
Evans Interpersonal Communication Institute(エバンス人間関係研究所)代表。人間関係に関するカウンセリングと、全米で講演、ワークショップ、そして専門家に向けたトレーニングを行っている

水沢都加佐[ミズサワツカサ]
1943年生まれ。学習院大学法学部卒。日本社会事業大学研究科修了。1975年渡米。カリフォルニア州のベティ・フォード・センター、アリゾナ州のメドースなどで、クリニカル・ソーシャル・ワーカーとしてトレーニングを受ける。神奈川県立精神医療センターせりがや病院勤務を経て、1994年より、(株)アスク・ヒューマン・ケア研修相談センター所長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ブロッコ・リー

5
斜め読みした。夫の言葉の暴力への対処本だ。翻訳だから、愛してるよハニーやそれの真逆の虐待言葉が多くて、その余りの極端さに現実感が全く無いぜベイビー!ってな本でした。なんでまぁあちらの人達はこうも極端なんすかねー?コミュニケーションを十分にとって愛してるよハニー!だけしてたら済みのお話だと思うの。そういったラブラブベタベタしてみたいしされてみたいが、えー年こいたオッさんとおばさんやで!と連れ合いから言われますた。2018/09/09

kintonnu

0
相手の自尊心を傷つけ、被害者が悪いように思い込ませる悪質な手口が書かれている。夫から妻への暴力に限らず、こういった支配的な関係は、被害者側が「自分のせいではない」と気づいていき、翻弄されないようにNOを訴えていくことが必要である。 読んでいて、加害者の彼らに怒りを覚えた。もし自分の友人が配偶者から言葉の暴力を受けていたならばどうだろうか、と考えてしまう一冊だった。2018/01/02

のり

0
夫に限らず、投げかけられたことのある言葉がいくつかありました。それが「暴力」という意識はありませんでしたが、自分の感情を大切にして毅然とした態度を取ることが大切。言葉の暴力の加害者の特性別に具体的な対処方法が書かれていて参考になりました。2014/07/14

永野間かおり

0
カップルや夫婦関係において、「自尊心」をもつことの必要性と、それをかんたんに見失ってしまう関係の閉鎖性のおそろしさが理解できる。「好きだから」は重要であると同時に、とても脆い感情。親密な関係を築いて継続していくためには、性別を超えた相手の人間性への信頼や尊敬が必要なのだと感じた。2012/12/29

quiz9

0
『暴力』 それも分かりやすいものではなくて、 分かりにくい言葉や無視といった暴力について わたしは今考えている。 分かりやすい暴力でさえも 「しつけ」といった別の言い方で正当化できるのが人間なのだとしたら 分かりにくいものは もっと簡単に正当化しているんだろう、と。 ただ、夫と妻だけの問題ではなく もちろん夫の言葉だけでもなく いろいろなところにはびこっている。 暴力をふるうほうも、傷ついている。 だけど、自分の傷に目を向けられないから、他に目を向ける。 そして、生きる感覚を失っていく。2011/11/06

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