運命のうけいれ方―競争社会のメンタルヘルス

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  • サイズ B6判/ページ数 212p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569634906
  • NDC分類 159
  • Cコード C0012

出版社内容情報

競争社会を生きるためのメンタルへルス読本。

いつも不安や焦りを感じていて、真面目に生きているのに幸せになれない。そんな人たちに贈る、人生に立ち向かうための心理学。

現代のような激しい競争社会で、常勝できる人などなく、むしろ敗者になって、心に傷を負う人が大多数である。本書は競争社会を生き抜いて行くための心のあり方をわかりやすく説き明かす。著者は、「自分に起きた事態を冷静にうけいれること」が、もっとも健全なメンタルヘルスのあり方で、他人や周囲のせいにしていると、うつになったりノイローゼになったりするという。「人は生き始めるスタートラインが違っている。同じトラックを走っているように見えても、じつは何周も違って走っている。同じ距離を走っても、到達する地点は違っている。だから、到達した地点ではなく、自分が走った距離で自分の人生を評価することである」「うまくいっている人生とは問題のない人生ではなく、次々に問題を解決している人生である。生きがいとは、問題の積み重ねのなかで味わうものである」など、的確な著者のアドバイスは、落ち込みがちな現代人に勇気を与えてくれる。

●第1章 なぜ人間関係がうまくいかないのか 
●第2章 生きる辛さが軽くなる五つのやり方 
●第3章 ほんとうの自分に出会う 
●第4章 自分と仲良くなる 
●第5章 運命をうけいれれば、新しい自分が見つかる 
●第6章 すべての道は幸せにつながる 
●第7章 幸せのかたち

内容説明

いつも不安や焦りを感じていて、真面目に生きているのに幸せになれない。そんなあなたに贈る、人生に立ち向かうための心理学。

目次

第1章 なぜ人間関係がうまくいかないのか
第2章 生きる辛さが軽くなる五つのやり方
第3章 ほんとうの自分に出会う
第4章 自分と仲良くなる
第5章 運命をうけいれれば、新しい自分が見つかる
第6章 すべての道は幸せにつながる
第7章 幸せのかたち

著者等紹介

加藤諦三[カトウタイゾウ]
1938年、東京に生まれる。東京大学教養学部教養学科を経て、同大学院社会学研究科修士課程を卒業。1973年以来、度々、ハーヴァード大学準研究員をつとめる。現在、早稲田大学教授、ハーヴァード大学ライシャワー研究所準研究員、日本精神衛生学会理事、産業カウンセリング学会理事
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

にゅ

3
昔読んだ本が出てきたので思い出レビュー。私はACぎみに育った。もうかなり前だが「逃げるのをやめる」と決意して自分の人生に向き合い始めた。この本を読んだのは5年くらい前だろうか。諦三本の中では満遍なく述べられていた記憶。他にも似たような本をかなり読んで実践した。当時は本当に辛かったが、その甲斐あってか今の人生は本当に良くなった。就職もしたし、つまずいた時に「何を改善したらいいのか」真摯に向き合える様になった。まだまだ細かい課題はいっぱいあるが「きっと自分はこれからも立ち向かっていける」と信じれるようになった

Yosuke Saito

1
「人生始まった時にすでにスタート地点が違うかもしれない。もうすでにトラック何周分も走ってから生まれた人と、これから初めて走り出すひととでは残っているエネルギーだって違う。」たしか、こんな比喩が作中にあって、はっとさせられました。2011/12/29

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