出版社内容情報
日本語の美しさ、“癒し”の力を体感しよう。
「言霊」と呼ばれる、日本語に秘められたパワーを、いちばん強く感じられるのが詩の朗読。日本語の美しさ、言葉の“癒し”の力を、詩の朗読を通して体感できる一冊。
言葉には力があります。パワーがあります。エネルギーがあります。とりわけ日本の言葉には魂が宿るといわれ、「言霊(ことだま)」と呼ばれています。この日本語に秘められたパワーを、いちばん強く感じられるのが詩の朗読ではないでしょうか。詩は一瞬の光景、一瞬の感情を、あたかも一枚の絵、一つの音のように瞬時に捉えたものであり、魂へダイレクトに訴えかける力があります。長い文章を読むように、時系列で出来事を追い、頭の中で組み立てて理解する必要もありません。また、言葉も、活字で見るのと音で聞くのとでは、まるで異なる響き方をします。詩の朗読では、特にひと言ひと言の響きが心に伝わってきます。
▼本書では、「詩の朗読=ポエトリー・リーディング」をするための具体的な方法と、朗読するための詩を紹介しています。日本語の美しさ、言葉の“癒し”の力を、詩の朗読を通して体感できる一冊です。
●第1章 ポエトリー・リーディングとは何か
●第2章 詩を詠む
●第3章 日本語は美しい
●第4章 実践! ポエトリー・リーディング(堤江実の詩から)
●第5章 声に出して詠む、日本の美しい詩
内容説明
言葉には力があります。エネルギーがあります。とりわけ日本語には魂が宿るといわれ、「言霊」と呼ばれています。その力をいちばん感じるのが詩の朗読です。自分の声で詩を読むことで、日本語の持つ美しさ、“癒し”の力を体感してみましょう。
目次
第1章 ポエトリー・リーディングとは何か(詩のある暮らし;「読む詩」と「詠む詩」の違い ほか)
第2章 詩を詠む(なんのために詩を詠むのか;魅力的な声とは ほか)
第3章 日本語は美しい(「言霊の国」の言葉の力;日本語の文化 ほか)
第4章 実践!ポエトリー・リーディング(堤江美の詩から)(見えないものを;いのち ほか)
第5章 声に出して詠む、日本の美しい詩(ひとり林に…(立原道造)
さびしいとき(金子みすゞ) ほか)
著者等紹介
堤江実[ツツミエミ]
東京都出身。立教大学文学部英米文学科卒業後、文化放送のアナウンサーとなる。その後、カード・ラッピングビジネスのパイオニア「カミカ」の経営を経て、現在、著作、講演、自作の詩の朗読コンサートで活躍中。ラジオ番組「堤江実のポエムサロン」、世界一周クルーズ船・飛鳥の「詩の朗読教室」講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。