出版社内容情報
賢い子どもの教育に必要な脳科学を解説。
子どもの無限の才能を伸ばすために、知っておくべき脳科学を易しく解説。食事への助言から勉強法まで網羅する、一番信頼できる育児書!
脳科学の爆発的な発展により、遺伝子が脳の構造を決定させるのではなく、脳は環境からの刺激によって変わり続けることが明らかになった。すなわち、親の接し方ひとつで、子どもの脳はいかようにも変化するのだ。では、子どもを生きる力の強い脳の持ち主にするために親は何をすべきなのか。また、子どもの才能を全開させるためには? はたまた、脳の構造上、一番効率のいい勉強法はどうのようなものか? 本書ではこれらの疑問に、ベストセラー『脳と心をあやつる物質』の著者がわかりやすく答える。たとえば、子どもの生きる力―思考力、他者への想像力、前向きの姿勢、善悪の判断力―などを扱っている部位は前頭連合野であるが、子どもに「小さな目標」を数多く持たせれば前頭連合野は繰り返し使われ、鍛えられる。このような科学的家庭教育法を参考にすれば、どの子の脳も「やわらかな脳」に育つはずだ。具体的なアドバイス満載の、一番信頼できる育児書である。
●第1章 いい頭とは
●第2章 子どもの脳の成長
●第3章 わが子の才能の見つけ方
●第4章 脳に効く教育法
●第5章 子どもの「生きる力」を育てる
内容説明
この科学的教育法で、わが子の才能が必ず花開く。いい頭を家庭で育てる、65のアドバイス。脳は驚くほど柔軟、脳は大ざっぱ。だから、どんな子も「脳育て」で生まれ変わる。
目次
第1章 いい頭とは(子育てとは、「脳育て」である;大人の脳と子どもの脳は別の種類のもの ほか)
第2章 子どもの脳の成長(ヒト脳の発達;脳の中には爬虫類の脳・哺乳類の脳がある ほか)
第3章 わが子の才能の見つけ方(才能は遺伝するのか;特殊才能は幼少からあらわれやすい ほか)
第4章 脳に効く教育法(脳の発育に効果的な教育法;記憶と上達のシステム ほか)
第5章 子どもの「生きる力」を育てる(わが子の脳を育てる食事;子どもの脳をよくする栄養素 ほか)
著者等紹介
生田哲[イクタサトシ]
1955年、北海道函館市出身。薬学博士。東京薬科大学大学院修了後、渡米、シティ・オブ・ホープ研究所、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)などの博士研究員を経てイリノイ工科大学助教授(化学科)。DNAの構造研究、DNAとタンパク質をターゲットにしたドラッグデザインの研究にうちこむ。現在は日本で、最新科学に基づいた著作の執筆を続けている
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