シューマッハ―Ｆ１、プライベートのすべてを語る

ケーム，ザビーネ【編著】〈Ｋｅｈｍ，Ｓａｂｉｎｅ〉/東本 貢司【訳】

ＰＨＰ研究所（2003/07発売）

• サイズ A5判／ページ数 285p／高さ 22cm
• 商品コード 9784569629414
• NDC分類 788.6
• Cコード C0098

出版社内容情報

ファン待望！初のオフィシャルブック！

F1・チャンピオン、シューマッハがすべてを語った、ファン待望の初オフィシャルブック。家族とのプライベートなど秘話が今明らかに。

ファン待望！　F1チャンピオン・シューマッハ初のフォトオフィシャルブック！

▼皇帝、アイスマンなどと形容され、冷淡、面白みのない、と一般的に評価されがちなシューマッハであるが、本書において、実はその素顔は、誰よりも家族を愛し、レースに打ち込む一人の男の姿が浮き彫りになる。決してプライベートを明かさなかったシューマッハが、愛する妻、子どもたちとの写真、そして自ら撮影に全面協力したオフィシャルブックである。

▼執筆はシューマッハのスタッフが努めているが、インタビューに積極的に答え、彼の人間性が明らかにされる。

▼91年のF1デビューから、92年9月のベルギーGPでの初優勝、99年7月のシルヴァーストーンでの骨折からの復帰、そして現在の地位を築くまで、シューマッハの絶対的強さの秘密が如実に語られている。

▼本書の原書は、ベストセラー『ベッカム』と同じ編集者ミシェル・コントが携わり、ドイツ、イギリスではベストセラー。

●第1章　レーサー　
●第2章　レコードブレイカー　
●第3章　フェラーリとの結婚　
●第4章　チャンピオンの妻　
●第5章　トレーニングマニア　
●第6章　ステイタスという名の試練　
●第7章　ファミリーマン

内容説明

寡黙な皇帝が初めて告白する家族愛、絶対的強さの秘密。人間シューマッハがここにいる！初のフォトオフィシャルブック。

目次

第１章　レーサー
第２章　レコードブレイカー
第３章　フェラーリとの結婚
第４章　チャンピオンの妻
第５章　トレーニングマニア
第６章　ステイタスという名の試練
第７章　ファミリーマン

著者等紹介

ケーム，ザビーネ［ケーム，ザビーネ］［Ｋｅｈｍ，Ｓａｂｉｎｅ］
ドイツ、ザール地方のバド・ノイシュタット生まれ。『ディー・ヴェルト』『ズドイッチェ・ツァイトゥンク』『スポーツライフ』誌の編集者を経て、フリースポーツジャーナリストに。１９９９年よりミヒャエル・シューマッハに密着して取材を続け、その成果によってジャーナリズム賞を受賞。現在はミヒャエルのメディア・コンサルタントを務めている

東本貢司［ヒガシモトコウジ］
１９５３年、大阪府生まれ。イングランド・パブリックスクール修了後、国際基督教大学卒。翻訳家、スポーツライター
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[左近]

フェラーリで連覇中の２００３年に出版。技術と戦略でマシンの性能差を跳ね返す姿に興奮していたので、絶対王者と呼ばれる日が来るとは想像していなかった。批判も浴びたけど、プロとして結果に拘る姿勢は認めるべきだと思う。ところで、事実関係の誤りや文意のおかしい部分が目に付く。翻訳が拙いのか、原文が既に間違ってるのか…約半分が写真で、白黒が多いのはともかく、わざわざピンぼけにする意味はあるんだろうか。最近はF１を観なくなったけど、たまに書店で雑誌を読むと、マシンの形がどんどん格好悪くなってる気がする。

2016/06/17

[カワセミ440]

何でこんな本読んでるんだろう。読みながらつくづく思いました。落日の下にある今のシューマッハと飛ぶ鳥落とす勢いのあった当時のシューマッハ。１９９７年アデレイドでの出来事に対する言い訳には笑えました。この頃の傍若無人ぶりからすると、シューマッハも最近は大人になったんだねえ。そういえば、メルセデスの今期のコマーシャル、妊婦の車が壊れ、病院に運ぶのにロズベルグとシューマッハどっちが速いんだ！編も楽しく拝見できました。いずれにしろこんな本は真剣に読むものではないし、楽しけりゃ？まあ良し、としましょう。

2011/04/22

[銀獅子王の憂鬱]

シューマッハの２０００年から２００２年代のドキュメント＆写真集的な本。通常のF1ドライバーの自伝と異なり、ある期間とトピックをまとめた内容と、著者と訳者がF1に精通してなさそうな人物だったことから非常に読みづらかった。 写真集パートも大した写真はなかった。

2011/02/23