出版社内容情報
サバンナで人の心を癒す瞬間を撮った写真集。
アフリカのサバンナの空、大地、光、生きとし生けるものすべてとの一体感を感じるとき。その瞬間を切り取った写真は人の心を癒す。
――アフリカのサバンナに通い始めて15年、旅は30回を超えました。
▼あれからあまりにもいろいろなことがありました。
▼「人生に試されている」と思えるようなことばかり。
▼どうしようもなく苦しい時、切ない時、ぼくの心を癒してくれたのがアフリカの大自然でした。
▼ぼくはこの大自然から多くのことを学びました。
▼さまざまな出会いと別れの意味、そしてぼくがなぜ生まれ、何をなすべきかなど……。
▼本当の自分になるためには1枚ずつ自分に作った殻を破ることが必要だったのでしょう。
▼医師として、写真家として、“いのち”のはかなさとかけがえのなさに向き合ってきた井上冬彦氏。自分と何かを問い続け、他者と真っ向から関わろうとする真摯な姿勢から生まれる写真の数々。切ないほどに美しく、見る者の心を打たずにはおかない。
内容説明
サバンナから“いのち”の贈り物。切ないほどに美しい写真集。
著者等紹介
井上冬彦[イノウエフユヒコ]
1954年東京生まれ。東京慈恵会医科大学卒業。医学博士。現在、松島クリニックに勤務。87年にはじめて東アフリカを訪れ、サバンナの自然と動物をテーマとする写真活動に入る。人を癒し、“いのち”の意味に気づかせる写真を目指し、サバンナに通い続けている。97年、写真集『サバンナが輝く瞬間』(三修社)で第6回林忠彦賞を受賞
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