出版社内容情報
アメリカのベストセラー育児書、待望の翻訳!
0歳児の頭脳は従来考えられていたよりはるかに発達している。アメリカでの最新の研究成果をもとに、人間の未知なる「脳力」の可能性を語る。
近年の脳科学の発達で、これまでよくわからなかった乳幼児の行動や言語発達についての新発見が相次いでいます。本書は、気鋭の発達心理学者3名による、主に0歳児の「脳力」についての研究について詳細に書かれたポピュラーサイエンスである。
▼生まれたばかりの0歳児も、目の前の大人の表情が真似できる。興味あるものであれば一週間でも記憶が残る。母親の顔や声が理解できるなど、目の動きやおしゃぶりを使ってさまざまな実験をくり返し、私たちに、人間が生まれてから、どのようにして、「他者の心」「外の世界」「言葉」を知るのかを明らかにしていく。乳幼児が母親など支援者ついて驚異のスピードで学習していく様を伺うにつけ、子どもの、いや人間の神秘性を感じずにはいられない。ゆりかごの中で眠っているのは最強の学習マシン。
●序章 人はいつから、「他者の心」「外の世界」「言葉」を知るのか
●第1章 子どもが「人」について学ぶこと
●第2章 子どもが「もの」について学ぶこと
●第3章 子どもが言葉について学ぶこと
●第4章 科学者が子どもの心について学んだこと
●第5章 科学者が子どもの脳について学んだこと
●終章 子どもたちの未来
内容説明
ゆりかごの中で眠っているのは、超一流の知性の持ち主、この世で最強の学習マシン。人はいつから、「他者の心」「外の世界」「言葉」を知るのか。気鋭の発達心理学者たちが最新の研究から解き明かした、乳幼児の驚くべき学習能力とその伸ばし方。
目次
序章 人はいつから、「他者の心」「外の世界」「言葉」を知るのか
第1章 子どもが「人」について学ぶこと
第2章 子どもが「もの」について学ぶこと
第3章 子どもが言葉について学ぶこと
第4章 科学者が子どもの心について学んだこと
第5章 科学者が子どもの脳について学んだこと
終章 子どもたちの未来
著者等紹介
ゴプニック,アリソン[ゴプニック,アリソン][Gopnik,Alison]
カリフォルニア大学バークレー校心理学部教授。認知科学の第一人者。「ニューヨーク・レヴュー・オブ・ブックス」や「タイム・ライブラリー・サプリメント」に執筆中。カリフォルニア州バークレー在住
メルツォフ,アンドルー・N.[メルツォフ,アンドルーN.][Meltzoff,Andrew N.]
ワシントン大学心理学部教授。新生児がいかに多くの知識を持ち、学習し、記憶することができるかを発見し、児童心理学に革命をもたらす。その業績は国際的に高い評価を受けている。ワシントン州シアトル在住
カール,パトリシア・K.[カール,パトリシアK.][Kuhl,Patricia K.]
ワシントン大学発話聴覚学部教授。言語発達分野の国際的な権威。ワシントン州シアトル在住
榊原洋一[サカキハラヨウイチ]
1951年東京都生まれ。1976年東京大学医学部卒業。現在は東京大学小児科講師として発達障害をもつ子どもの医療に携わりながら、発達のメカニズムを研究する。第3回日本赤ちゃん学会会長
峯浦厚子[ミネウラアツコ]
1956年岩手県生まれ。1979年東北大学文学部文学科卒業(英文学専攻)。公立高校教師を経て、渡米。帰国後、子育てのかたわら、翻訳者として活動を始める。1996年に第2回いたばし国際絵本翻訳大賞英語部門入選、第5回遊学館外国絵本翻訳コンクール佳作、第20回バベル翻訳奨励賞英日部門努力賞を受賞。1999年より京都市在住。現在、インタースクール講師(会議通訳入門科、本科)、英検面接委員を務めるとともに通訳・翻訳者として活動中
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