出版社内容情報
子育てが終わったら、犬育てをしてみませんか。
欧米で主流になっている最先端の「クリッカー・トレーニング」を活用して、中高年から犬を「人生最良の友」にするためのノウハウが満載!
本格的な高齢社会の到来とともに、ペットの存在が日本でもクローズアップされています。子育てを終え、定年を迎えた後の長い第二の人生をいかに過ごすか――ペットが孤独感を癒してくれる存在として注目されるのは当然のことでしょう。とくに、「子育てと犬育ては多くの共通点がある」といわれるように、ペットの中でも犬を飼うことは、中高年の人にとっては新たな生きがいとなり得る可能性が高いといえます。それだけに、犬を飼うことは手間ひまがかかることであり、とくに子犬の間は相当手間がかかります。しかし、そこでしっかりとしつけができると、犬は生涯のよきパートナーとなり、あなたを裏切ることはありません。
▼本書で紹介する「クリッカー」を使ったしつけは、アメリカを中心に広まっている方法で、犬と「知的ゲーム」を楽しみながらしつけできます。社会経験豊かな人にはうってつけの手法を使って、あなたも犬を飼ってみませんか。
[第1部]犬を飼う前に
●第1章 何がなんでも犬なのか
●第2章 狼と犬
●第3章 犬種の問題
●第4章 子犬の選定
●第5章 子犬を迎える準備
●第6章 しつけあれこれ
●第7章 子犬の問題行動
[第2部]犬を飼い始める
●第8章 いよいよご到着
●第9章 クリッカーによるしつけの初歩
●第10章 クリッカートレーニングによる子犬のしつけ方
●第11章 役に立つ犬へ
内容説明
押すと「カチッ」と音がするクリッカーは、イルカの調教で使うホイッスルと同じ役割をする器具。アメリカを中心に広まっているこのクリッカーを使ったトレーニングは、愛犬と「知的ゲーム」を楽しみながらしつけができる訓練です。「クリッカー」と「愛」があれば、犬はあなたを絶対に裏切りません。
目次
第1部 犬を飼う前に(何がなんでも犬なのか;狼と犬;犬種の問題;子犬の選定 ほか)
第2部 犬を飼い始める(いよいよご到着;クリッカーによるしつけの初歩;クリッカートレーニングによる子犬のしつけ方;役に立つ犬へ)
著者等紹介
渡辺格[ワタナベタダシ]
1937年、東京生まれ。東京大学教養学部教養学科フランスの文化と社会分科卒業後、日本航空へ入社。94年、同社を退社。欧州駐在中、欧米流の犬のしつけ方に興味を抱き、以降、その紹介・普及に尽力。現在、犬飼育研究・文筆家として活躍中
石和田陽一[イシワダヨウイチ]
1955年、東京生まれ。76年、東海大学工学部卒業後、埼玉県浦和第一警察犬訓練所入所。85年、東京ドッグトレーニングスクール開所。現在、JKC東京ブロック訓練士協議会幹事長・訓練範士・訓練競技会審査員・訓練試験員、日本警察犬協会訓練士などとして活躍中。パピートレーニングを主として指導
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。