「ひきこもり」たちの夜が明けるとき―彼らはこうして自ら歩き始めた

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  • サイズ B6判/ページ数 319p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569627991
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

出版社内容情報

絶望と希望を追った感動のノンフィクション!

挫折と苦難を乗り越え、ひきこもりの少年、少女たちがたどり着いたところとは? ひきこもりの絶望と希望を追った感動のノンフィクション!

学校に行かず、一日家にいる。また、成人しても会社にも行かず閉じこもっている「ひきこもり」たちが世に溢れている。一説によると全国で約120万人の「ひきこもり」たちが存在し、子どもをもつ多くの親が「ひきこもり」だけにはなってほしくないと頭を痛めているという。

▼本書は『婦人公論』などの雑誌に家族問題などを執筆してきたジャーナリストが、3人の「ひきこもり」を追い、彼ら、彼女たちが立ち直るまでを活写する。

▼「ひきこもり」たちに共通するのは、優等生であることである。彼らは、地元の有名進学校に通い、親の期待に応えようと精一杯生きている。しかし、ふとしたはずみから人生の歯車が狂い、彼らは家に閉じこもってしまったのである。

▼そして、親たちは「ひきこもり」であることを否定せず、彼らが家にいることを容認してしまう。

▼挫折、いじめ、拒食症、親との葛藤を経て、彼ら三人は更正施設で偶然出会い立ち直っていく。果たして彼らの未来は……。

●第1章 タメ塾・1997年秋 
●第2章 無邪気な時代 
●第3章 暗中模索 
●第4章 出口なし 
●第5章 傷だらけの家族 
●第6章 着地

内容説明

挫折、いじめ、拒食症、親との葛藤…。三人のひきこもりの男女が出会い、ふたたび時を刻むまでの感動のノンフィクション。

目次

第1章 タメ塾・一九九七年秋
第2章 無邪気な時代
第3章 暗中模索
第4章 出口なし
第5章 傷だらけの家族
第6章 着地

著者等紹介

橘由歩[タチバナユウホ]
福島県出身。東京女子大学文理学部史学科卒業。『別冊宝島』『月刊現代』において、「新小岩事件」「不倫OL放火“殺人”事件」など、女性が犯した時代を象徴する事件のノンフィクションを、『婦人公論』において1999年、2002年と二度にわたり、ひきこもりに関するルポを掲載。家族、子ども、女性を主なテーマとし、「普通の、と形容される人たちが感じる生きにくさ」を、具体的な現実の中から見つめようと、取材執筆活動を行っている
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