出版社内容情報
テレビ番組の虚と実を制作現場からレポート。
TVメディアが創り出す情報をいかに読みとるか。視聴率の謎、ドキュメンタリーの検証、デジタル放送など、現場からみた体験的テレビ論。
内容説明
日本でテレビ放送が始まり50年。現代人はテレビの情報により思考し、行動するようになった。だからこそ、テレビの危うさも指摘されてきた。視聴率主義、やらせ、偏向報道などである。いまや、情報を鵜呑みにするだけではない、賢い視聴者が求められている。そのために本書では、制作現場を深く知る著者が、テレビの歴史、CM、ドキュメンタリーの作られ方、映像の仕掛けなどを解説。その本質を知ればテレビの見方がガラリと変わる。家庭で、教育の場で、さらにマスコミ志望の学生に最適のメディア・リテラシー入門。
目次
第1部 基礎編―テレビ・メディアを知る(「テレビ・リテラシー」とは?;テレビは何を映してきたか;テレビのビジネス構造;視聴率は魔物か)
第2部 実践編―テレビ番組を作る(「ドキュメンタリー」を制作する(企画・構成;取材・撮影;演出;編集・仕上げ)
テレビ・リテラシーのための体験的ワークショップ)
著者等紹介
碓井広義[ウスイヒロヨシ]
1955年長野県生まれ。慶応義塾大学法学部卒業。81年、テレビマンユニオンに参加。現在、プロデューサー。代表作に『人間ドキュメント夏目雅子物語』『青年は荒野をめざす’99』など。番組制作と並行して94年より慶応義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の教壇に立つ。慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科助教授を経て、現在、千歳科学技術大学光科学部助教授。慶応義塾大学メディア・コミュニケーション研究所、東京芸術大学映像・舞台芸術教育室、千葉商科大学政策情報学部で講師を務める。専門はメディア文化論、メディア・リテラシー、デジタル・コンテンツ制作
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