PHP新書<br> テレビの教科書―ビジネス構造から制作現場まで

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PHP新書
テレビの教科書―ビジネス構造から制作現場まで

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  • サイズ 新書判/ページ数 207p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569627861
  • NDC分類 699
  • Cコード C0230

出版社内容情報

テレビ番組の虚と実を制作現場からレポート。

TVメディアが創り出す情報をいかに読みとるか。視聴率の謎、ドキュメンタリーの検証、デジタル放送など、現場からみた体験的テレビ論。

内容説明

日本でテレビ放送が始まり50年。現代人はテレビの情報により思考し、行動するようになった。だからこそ、テレビの危うさも指摘されてきた。視聴率主義、やらせ、偏向報道などである。いまや、情報を鵜呑みにするだけではない、賢い視聴者が求められている。そのために本書では、制作現場を深く知る著者が、テレビの歴史、CM、ドキュメンタリーの作られ方、映像の仕掛けなどを解説。その本質を知ればテレビの見方がガラリと変わる。家庭で、教育の場で、さらにマスコミ志望の学生に最適のメディア・リテラシー入門。

目次

第1部 基礎編―テレビ・メディアを知る(「テレビ・リテラシー」とは?;テレビは何を映してきたか;テレビのビジネス構造;視聴率は魔物か)
第2部 実践編―テレビ番組を作る(「ドキュメンタリー」を制作する(企画・構成;取材・撮影;演出;編集・仕上げ)
テレビ・リテラシーのための体験的ワークショップ)

著者等紹介

碓井広義[ウスイヒロヨシ]
1955年長野県生まれ。慶応義塾大学法学部卒業。81年、テレビマンユニオンに参加。現在、プロデューサー。代表作に『人間ドキュメント夏目雅子物語』『青年は荒野をめざす’99』など。番組制作と並行して94年より慶応義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の教壇に立つ。慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科助教授を経て、現在、千歳科学技術大学光科学部助教授。慶応義塾大学メディア・コミュニケーション研究所、東京芸術大学映像・舞台芸術教育室、千葉商科大学政策情報学部で講師を務める。専門はメディア文化論、メディア・リテラシー、デジタル・コンテンツ制作
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Keikoh

1
制作費は、番組の長さや時間帯、放送局によって異なるが、ゴールデンタイムであれば、ドラマ以外の1時間番組で2000万円から3000万円。ドラマだと3000万円から4000万円はかかる。たとえば、バラエティも、一本平均2500万円だとして、企業はその4倍の1億円を出している。レギュラー番組として毎週放送すれば、1年で50本。つまり50億円を投下することになる。 テレビ広告費は年間約2兆円だから、全国4700万世帯で割れば約4万円。間接的とはいえ、年額4万円を負担しているのが視聴者なのである。2024/11/28

guiguang

0
テレビっておもしろい!2009/12/02

るし

0
テレビ番組の制作費や視聴率のことなどがたいへんわかりやすい。仕事で読了2008/10/07

depo

0
偏向報道の多さを思うと、テレビ・リテラシー、メディア・リテラシーの必要性を感じる。ただ、メディア自身はリテラシーの重要性を報じることはない。2019/12/12

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