石原莞爾の予言―稀代の戦略家が見通した日本の未来

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  • サイズ A5判/ページ数 382p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569627663
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0030

出版社内容情報

「最終戦争時代」の日本の国家戦略とは?

核と生物化学兵器の驚異、中東と朝鮮半島での戦争勃発……。石原が予言した「最終戦争時代」で、日本はいかなる国家戦略をとるべきか。

昭和15年に発刊してたちまちベストセラーになった石原の『世界最終戦争論』。戦争史の綿密な分析と、そこから導き出された戦争進化の法則に基づく戦争絶滅の歴史観は、現在でも高い評価を得ている。

▼しかし、敗戦後に人類存亡の過渡期である「最終戦争時代」に人類が突入したと分析し、敗戦日本のサバイバルと再興の戦略を打ち立てていたことは知られていない。

▼本書は、この「最終戦争時代」論を紹介。冷戦の終結とソ連解体、核拡散と生物・化学兵器の脅威、ボーダレス化による多国籍企業の発生、米ソ戦争の可能性はなくなり、宗教と民族が最大の問題になり、中東と朝鮮半島がその発火点になる等、終戦直後にすでに石原が考えていた「予言」を綿密に検証し、日本の生き残る道を明示する。

▼歴史上の人物として人気・評価ともに高い石原の思想を後追いしつつ、「人類の危機」回避へのシナリオと日本のとるべき国家戦略を読み解いていく一冊である。

●序章 人類後史文明へのプレリュード 
●第1章 天才戦略家のポートレート 
●第2章 世界最終戦論 
●第3章 太平洋戦争と敗戦 
●第4章 予言(その一)「日本は十年にして甦る」 
●第5章 予言(その二)「ソ連は崩壊する」 
●第6章 予言(その三)「最大の問題は民族と宗教である」 
●第7章 最終戦争時代の試練 
●第8章 最終戦争時代突破の戦略 
●終章 人類後史文明への序曲

内容説明

核拡散と生物・化学兵器の恐怖、世界規模での民族・宗教対立、中東と朝鮮半島での戦争勃発の危機…予言通りの「最終戦争時代」到来で、日本の生き残る道とは。

目次

人類後史文明へのプレリュード
天才戦略家のポートレート
世界最終戦論
太平洋戦争と敗戦
予言(「日本は十年にして甦る」;「ソ連は崩壊する」;「最大の問題は民族と宗教である」)
最終戦争時代の試練
最終戦争時代突破の戦略
人類後史文明への序曲

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