出版社内容情報
米国に学ぶ日本経済再生のための四つの革命。
金融、IT、リエンジニアリング、ベンチャー・ビジネス――米国の成功例に日本が学ぶべき四つの「革命」を紹介。経済再生の道を示す。
内容説明
バブル崩壊後十年以上たつ今も、長期停滞を続ける日本経済。一方アメリカは、80年代の大改革を通じて見事に経済回復を成功させた。本書で著者は、その復活を導く原動力となった「四つの革命」(金融の自由化、IT革命、企業変革、ベンチャー・ビジネス)の本質を詳細に解説。そこから、日本の改革がいかに「革命」とはかけ離れた表面的なものであるかを浮き彫りにし、根本的変革の必要性を裏づける。「強い経済」を取り戻すために、今あえてアメリカから学ぶべきことを示した一冊。
目次
第1章 日本経済・長期停滞の原因
第2章 需要側政策から供給側政策へ
第3章 第一の革命・金融革命
第4章 第二の革命・IT革命
第5章 第三の革命・経営革命
第6章 第四の革命・ベンチャー・ビジネス
終章 「強い経済」を求めて
著者等紹介
吉田和男[ヨシダカズオ]
1948年、大阪府生まれ。京都大学経済学部卒業。大蔵省入省後、主計局主査などを務めた後、大阪大学助教授を経て、現在、京都大学大学院経済学研究科教授。工学博士、経済学博士。著書に『日本型経営システムの功罪』(東洋経済新報社、第4回読売論壇賞受賞)など多数ある
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