女のおっさん箴言集

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  • サイズ B6判/ページ数 219p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569627267
  • NDC分類 917
  • Cコード C0095

出版社内容情報

人生に疲れたら読んで。田辺作品のエッセンス。

粋な人と野暮な人は何がちがうのか? かわいげのある男、アホな女の愛しさ。鋭い観察眼とたっぷりの人間愛に心癒される、珠玉の箴言集。

「死んだときに『ええ子やったなア。あれは』とまわりが言ってくれるというのが、人間の仕事みたいな気がするわ」「女というのは、(ウソだ)と思っていても、酔わされるのが好きなんである」「悪意がない、ということを分からせて、あてこするのは、バカではできない」「女にとってグチをいいあう相手のないのはじつに不幸なことだ」「喧嘩したらあかんデ。喧嘩は怖いことやねんで。とんでもないもの見てしまうから」「すべてこの世は、『ホントはそやけど』」――。

▼作家・田辺聖子の小説・エッセイから取り出した一節、短い文章は、それだけ読んでも納得の一言ばかり。ユーモアと温かみをもった視点による鋭い洞察から紡ぎだされた軽妙なフレーズに光る、励まし、知恵、真理。本書は、人生を明るくする「生き方のヒント」集であるとともに、人間というもの、人生というものを教えてくれる本。

▼「女のおっさん」とは著者自身のこと。男のおっさんも読むべし!

●第1章 人間 
●第2章 女 
●第3章 男 
●第4章 男VS女、女with男 
●第5章 夫婦 
●第6章 家族 
●第7章 オトナ 
●第8章 言葉 
●第9章 恋愛 
●第10章 現代 
●第11章 老い 
●第12章 人生 
●第13章 人の世の流儀

内容説明

死んだときに「ええ子やったなア。あれは」とまわりが言ってくれるというのが人間の仕事みたいな気がするわ―軽妙なフレーズにこめられた励まし・智恵・真理。

目次

人間


男vs.女、女with男
夫婦
家族
オトナ
言葉
恋愛
現代
老い
人生
人の世の流儀

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のり

2
「命の終わるとき、棺の中へ入りながら、アア楽しかった!といえるような人生を送りたい。生き残る人に、シッケイ!と手を挙げて、楽しかったね、と握手して、またね、といえるような人生でありたい。」「夫と妻がとても仲よしで、その仲よしの火照りが、おのずと家の空気を暖かいものにし、家族の口をほぐれさせ、頬をゆるめさせる。」「他人のなかから、いい人をみつけ出して、その人と仲よくなり、やさしさをわかちあう、というのは私にとってタカラモノに思える。」2014/06/25

ispanoman

1
箴言集を女性の眼からとらえてピックアップしているが、性差を超えているものもある。もっと軽く生きていくことも時に必要なんだということ。著者の『新源氏物語』に関心が湧いてきました。2013/02/27

TTK

0
本で読んで知っているということは、はずかしいことであって、人にそれを教えるのはもっとはずかしい。血肉になっていない知識は、知らないのと一緒である。p.205      日々忙しく、日々楽しく、「夢うつつ」でとび跳ねて過ごしていればいいのだ。そうなってはじめて(まあまあ、よう長いこと、泣かずに遊んではりまンなあ……)と長寿を祝ってもらえることになるのだ。p.1592023/04/10

どんどん

0
関西の理想の女性像として読んだが、自分はまねできない タイプの違い2019/07/02

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