出版社内容情報
景気をいかに読むか。画期的指標を活用する。
景気をいかにして読むか。現場の景況感を表わす画期的な統計調査の見方を学び、見落としがちな経済の動きを早く正確に読む。
内容説明
「焼酎の銘柄を増やしたら売上げが伸びた」「客は終電で帰り24時以降空車だらけ」…。コンビニ店長やタクシー運転手など、景気動向を肌で感じる人たちの声には“実感”に基づく確かさがある。内閣府は、全国約二〇〇〇名の職業人から景気についての回答を集計。「景気ウォッチャー調査」として毎月公表している。GDPなどのマクロ統計には表れない「街かど」の声から、業種・地域ごとの身近な景気の実態が早く正確にわかる。新たなビジネス展開のヒントにもなる。ユニークで画期的な景気観測システムを紹介。
目次
第1章 景気をウォッチする
第2章 「景気ウォッチャー調査」を活用する
第3章 ユニークな「景気ウォッチャー調査」
第4章 ウォッチャー・コメントから経済を読む
第5章 景気ウォッチャーは誰なのか
第6章 進化し続ける「景気ウォッチャー調査」
参考 「景気ウォッチャー調査」をさらに理解する
著者等紹介
岩城秀裕[イワキヒデヒロ]
1956年、北海道生まれ。東京大学経済学部卒業。シカゴ大学経営学修士。ロンドン大学経済学修士。米国証券アナリスト。(株)野村総合研究所上席エコノミスト、ブルッキングス研究所客員研究員、経済協力開発機構(OECD)主任エコノミスト等を経て、現在、内閣府政策統括官(経済財政―景気判断・政策分析担当)付参事官(地域・産業担当)。専攻は、日本経済、計量経済、金融
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
koishikawa85