出版社内容情報
損益計算書や貸借対照表をどう見てどう読むか等、財務の基礎から最近の会計制度までをやさしく解説する。企業会計や財務分析の入門書。
経済環境が変化し、多くの子会社をもつ企業(親会社)が珍しくない現代においては、個別決算だけでは真の企業実体を表すことができない。そのため、連結決算が求められるようになっている。つまり、ビジネスマンの一般常識として連結決算の知識が必要とされているのだ。
▼本書は、連結財務諸表をどう見てどう読むか等、財務の基礎から最近の会計制度までをやさしく解説する企業会計や財務分析の入門書である。
▼ビジネスマンにとって必要な連結財務諸表の分析について、簿記や会計の知識がない人にでも理解できるように、(1)「連結貸借対照表」「連結損益計算書」「連結キャッシュフロー計算書」を基本からやさしく解説し、(2)複雑な計算式や専門用語を避け、会計の知識がない人にも視覚的に理解できる親切編集で、(3)この一冊で取引先、投資先の経営が手にとるようにわかるようになる。
▼これからの時代に不可欠なグループ経営の“通信簿”の読み方がわかる一冊!
●第1章 連結決算の基礎の基礎
●第2章 連結財務諸表を読むための基礎の基礎
●第3章 「連結貸借対照表」読み方マスター
●第4章 「連結損益計算書」読み方マスター
●第5章 「連結キャッシュフロー計算書」読み方マスター
内容説明
本書は、連結ベースの決算書を見ながら、それをどう読んでいけばいいのか、連結決算書の数値などがどのように経営に影響を与えているのかをつかむための方法を、できるだけ簡単に解説している。
目次
第1章 連結決算の基礎の基礎(連結決算とはいったい何か?―今なぜ必要とされるのか?;連結決算はなぜ必要か?―連結決算が必要となった背景 ほか)
第2章 連結財務諸表を読むための基礎の基礎(連結財務諸表とはどんな内容か?―原則として4種類の計算書がある;連結財務諸表はなぜつくるのか?―個別財務諸表の合体 ほか)
第3章 「連結貸借対照表」読み方マスター(連結貸借対照表はどんな内容か?―連結貸借対照表から企業グループの財政状態がわかる;連結貸借対照表の特有の科目を読む―特有の科目の意味をつかむ ほか)
第4章 「連結損益計算書」読み方マスター(連結損益計算書はどんな内容か?―企業グループの経営成績がわかる;連結損益計算書の特有の科目を読む―特有の科目の意味をつかむ ほか)
第5章 「連結キャッシュフロー計算書」読み方マスター(連結キャッシュフロー計算書はどんな内容か?―企業グループのキャッシュの流れをつかむ;営業活動によるキャッシュフローを読む―営業収入・商品仕入・在庫の調整をつかむ ほか)
著者等紹介
北村義郎[キタムラヨシロウ]
東洋大学法学部卒業。法律事務所、会計事務所を経て、昭和50年税理士登録。現在、税理士、北村会計事務所所長、北村マネジメントサービス社長。相続税対策とそれにともなう企業買収(M&A)で活躍中
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