企業不祥事の心理学―ウソが許されない時代のリスク管理術

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  • サイズ B6判/ページ数 173p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569625393
  • NDC分類 336
  • Cコード C0030

出版社内容情報

一流企業の不祥事はなぜ続発するのか。そこにはどのような行動心理が働くのか。気鋭の精神科医が、日本企業の病理に斬り込む。

「企業はなぜウソをつくのか」。昨今頻発する企業不祥事のニュースを見聞きするにつけ、誰もがそういう印象を抱くにちがいない。いうまでもなく、企業がウソをつくのは、トラブルや危機に直面したとき、それらを回避することによって企業の「信用」「存続」が保たれると考えるからだ。しかし今日、企業を取り巻く環境は大きく変化した。ウソが容易に発覚してしまうばかりか、従来の何倍ものリスクが企業にふりかかり、ときには企業の存続自体が危ぶまれることもある。

▼ウソをつく企業に対して国家や社会が守ってくれなくなったばかりでなく、ウソをつく個人に対して会社が守ってくれなくなった。いうなれば、「カイシャのために、ここはウソをつこう」という思い込みが、会社のみならず、個人の人生をも台無しにしかねないのだ。

▼では、企業と個人はいかなるリスク管理を行えばよいのか。気鋭の精神科医が、企業不祥事におけるウソのメカニズムと対応策を明示する。

●序章 企業不祥事はあなたの問題でもある 
●第1章 生活を一変させる「時代の大転換」をつかめ 
●第2章 六つのタイプでわかる“ウソのカラクリ”
[基礎編] 
●第3章 内部告発の心理学 
●第4章 六つのタイプでわかる“ウソのカラクリ”
[リスク管理編]

内容説明

「カイシャのために…」という思い込みが会社とあなたの人生を台無しにする!気鋭の精神科医が6つのウソのメカニズムと対応策を明示。

目次

序章 企業不祥事はあなたの問題でもある
第1章 生活を一変させる「時代の大転換」をつかめ
第2章 六つのタイプでわかる“ウソのカラクリ” 基礎編
第3章 内部告発の心理学
第4章 六つのタイプでわかる“ウソのカラクリ” リスク管理編

著者等紹介

和田秀樹[ワダヒデキ]
1960年大阪府生まれ。1985年東京大学医学部卒業。東京大学附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェローを経て、現在は精神科医。川崎幸病院精神科コンサルタント。ヒデキ・ワダ・インスティテュート代表。一橋大学経済学部(現代経済学)、上智大学文学部(心理学科)などの非常勤講師を歴任。日本人として初めて自己心理学の年鑑「Progress in Self Psychology」に論文が掲載されるなど、本邦におけるコフート自己心理学研究の第一人者
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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