• ポイントキャンペーン

Business selection
数字に弱い人のための「合理的意思決定」入門―「決算書」から「キャッシュフロー経営」まで

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 194p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784569624921
  • NDC分類 336.1
  • Cコード C2034

出版社内容情報

企業経営を理解する財務分析のノウハウ。

決算書の数字が読めなければ経営者もビジネスマンも失格。会社数字を飛行機のコックピットの数値に見立てわかりやすく解説する。

科学技術の進歩は著しいのに、なぜ経営の意思決定の現場は旧態依然としているのだろうか。企業活動は「決算書」に表される、数字というきわめて客観的なモノサシで推し測れる。にもかかわらず、経営の現場では憶測や勘といった主観的な判断が幅をきかせている。本書は、経営の意思決定に科学が成立することを指摘し、企業が数字の世界で構成されていることを正しく認識し、問題点の所在を突き止めるノウハウを紹介する。

▼つまり、決算書を読み込み、キャッシュフローを理解することで、経営の舵取りを行なうのである。数字を創造するのは経営者の理念と情熱であるが、企業を持続的に成長・発展させるには羅針盤のような「合理的意思決定」が必要になる。ひと言でいえば「数字で考える経営」が重要になる。ビジネスマンのみならず、とくに次代を担う中小企業経営者にはぜひとも読んでいただきたい一冊である。

●第1章 「意思決定」があなたの会社の命運を握る 
●第2章 「決算書」で合理的な意思決定を実現する 
●第3章 「知識集約型経営」で意思決定は高度化する 
●第4章 生き残るアドバイザー、淘汰されるアドバイザー 
●第5章 日本企業復活への糸口

内容説明

企業は理念と情熱でできあがっている。一方、企業活動は決算書に表された数字というきわめて客観的な世界に帰結する。経営という人間臭い活動が、数字という客観的な世界に強く制約を受けている。こうした事実は、経営の意思決定に科学が成立することを意味するのではないだろうか。本書ではそうした観点から物事を取り上げ、経営現場の進化の方向性を探ろうとするものである。シンクタンクなどを利用できる大手企業ではなく、主として日本企業の九割を超える中小企業の経営者を対象として書かれている。

目次

第1章 「意思決定」があなたの会社の命運を握る(日本企業の「意思決定」は杜撰だ;企業活動の結果は「決算数字」に表される ほか)
第2章 「決算書」で合理的な意思決定を実現する(意思決定には「的確性」が必要である;求められるのは「数字のブレーン」である ほか)
第3章 「知識集約型経営」で意思決定は高度化する(知的サービス産業の出現が日本を救う;中小企業経営者の意思決定を高度化させる ほか)
第4章 生き残るアドバイザー、淘汰されるアドバイザー(経営者の意思決定のサポートが求められている;中小企業はどこからサポートを受けるか ほか)
第5章 日本企業復活への糸口(日本は立ち直れないのか;経営者にとってのインターネット ほか)

著者等紹介

松久久也[マツヒサヒサヤ]
1952年生まれ。名古屋大学経済学部卒業。銀行勤務を経て、1990年、株式会社エムアイティ設立。現在、株式会社エムアイティ代表取締役、株式会社アール・ツー・イノベーション取締役、艾瑪迪計算機技術(上海)有限公司董事長、産学共同プロジェクト「ひと循環型社会支援機構」創立アドバイスチーフ。大手銀行、生保、損保会社のコンサルティング、中堅企業のコンサルティング業務に従事。金融財政事情研究会、日本フィナンシャルプランナーズ協会、日本商工会議所等における講演・セミナー多数。日本商工会議所ビジネスコンピューティング1級試験検定委員

矢野厚登[ヤノヒロト]
1962年生まれ。京都大学法学部卒業。長信銀、監査法人トーマツ(公開支援、企業戦略・経営計画策定支援業務に従事)を経て、1997年、株式会社ブレインパートナー設立。公認会計士、税理士。現在、株式会社ブレインパートナー代表取締役、矢野会計事務所所長。大手銀行、青年会議所等における講演・相談多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。