出版社内容情報
民俗学には身近な「不思議」がいっぱい!?
なぜ節分に豆をまくのか。日本の神様の種類とは? 冠婚葬祭から妖怪まで、身近な「不思議」を民俗学から、ときあかしていきます。
民俗学というと、難しくてちょっと妖しげな学問と思われがちだが、最近、小説やマンガなどで静かなブームとなっている。しかし、取り上げられるのはやはり陰陽道や妖怪といった、非日常が多い。だが実際には、民俗学は私たちの生活にとても身近で、切り離せない学問なのだ。
▼たとえば冠婚葬祭や年中行事などはもちろん、子供のころに聞いた昔話、近所で開かれるお祭りにいたるまで、すべて民俗学という括りの中の出来事であり、きちんとした裏付けがなされている。
▼なぜ節分に豆を撒くか。なぜお盆は七月と八月の二回あるのか。幽霊に足がないのはなぜか。豆腐田楽とお祭りの関係、招き猫やだるまの由来。昔話に隠された繰り返しの秘密――。どこかで聞いたり、見たり、生活にかかせなかったりすることの意味が、本書には満載されている。
▼これから民俗学を学ぼうとする人、読み物としての民俗学を愉しみたい人に最適な一冊。
●第1章 身近な冠婚葬祭の不思議
●第2章 年中行事っておもしろい
●第3章 妖怪と民俗学のカンケイ
●第4章 神様がいっぱい!
●第5章 お祭り大好き!
●第6章 おもちゃだって民俗学!
●第7章 むかしむかしの話の中に……
●付録 民俗学べんり帳
目次
第1章 身近な冠婚葬祭の不思議
第2章 年中行事っておもしろい
第3章 妖怪と民俗学のカンケイ
第4章 神様がいっぱい!
第5章 お祭り大好き!
第6章 おもちゃだって民俗学!
第7章 むかしむかしの話の中に…
付録 民俗学べんり帳
著者等紹介
橋本裕之[ハシモトヒロユキ]
1961年、大阪府生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程中退。文学博士。国立歴史民俗博物館助手、ミシガン大学日本研究センター客員教授などを経て、現在、千葉大学文学部日本文化学科助教授
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