出版社内容情報
ホンダの創業者に学ぶ自分らしく生きる知恵 。
企業の目的とは? 技術者の使命とは? 逆境の乗り切り方とは? ホンダの創業者にして戦後を代表する経営者が遺した珠玉の言葉。
従業員12万人、連結売上高7兆円超、経常利益5000億円を超える世界企業「本田技研」が産声を上げたのは昭和23年。創業者・本田宗一郎は、生涯のパートナー藤沢武雄を得ることで技術開発に没頭、二輪車で世界を席巻し、自動車でも国内最後発ながら次々とヒットを飛ばした。そしていまやトヨタと並ぶ「二強」といわれるまでに成長したわけだが、その強さの秘密はどこにあるのか? 本書は、本田宗一郎研究の第一人者である著者が、本田亡きあとも脈々と流れる「ホンダイズム」の原点に迫った書。自分の身内は会社に入れないという同族経営の否定、67歳であっさりと社長を引退した潔さ(若さを重んじる社風)、財テクとは無縁の経営手法、そして技術一本で勝負するこだわり……これらはいずれも本田と藤沢が遺した「遺伝子」といってよい。その「遺伝子」を余すところなく紹介しつつ、天才技術者・本田宗一郎の人生哲学を活写。読むと元気が出る書である。
●序章 ホンダイズムの原点
●第1章 語録・本田宗一郎の哲学
●第2章 自由奔放な人生
●第3章 人の心をつかむ天才
●第4章 パートナー藤沢武夫の哲学
●第5章 幸福な男の最期
内容説明
なぜホンダは勝ち続けるのか?同族経営の否定、鮮やかな引退、財テクとは無縁、技術一本で勝負!本田宗一郎研究の第一人者が描くホンダイズムの原点ここにあり。
目次
序章 ホンダイズムの原点
第1章 語録・本田宗一郎の哲学
第2章 自由奔放な人生
第3章 人の心をつかむ天才
第4章 パートナー藤沢武夫の哲学
第5章 幸福な男の最期
著者等紹介
梶原一明[カジワラカズアキ]
1935年、東京生まれ。雑誌『財界』の記者として豊富な人脈とデータを蓄積。1973年に梶原一明マスコミ事務所を設立。経済誌、週刊誌を中心に活躍中
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