出版社内容情報
小泉永田町の好プレー珍プレー。
個性豊かな大臣の登場で主婦や女子高生にまで関心が広がった永田町の実態と、小泉流政治の極意を、楽しくわかりやすく解説。
当初の大方の予想に反した結果になった2001年4月の自民党総裁選、従来の派閥順送り人事を廃した「驚天動地」の組閣、官僚の方針を覆した「ハンセン病訴訟」の劇的な控訴断念等々、小泉政権の運営は、異常ともいえる高支持率に支えられ、予測不可能な決断が続いてきた。そこで本書では、小泉首相の決断の背景にある「小泉流」とは一体何なのか、をテーマに、2001年4月の総裁選以降の具体的な事象に基づき、「楽しく」「わかりやすく」そして「鋭く」検証したものである。
▼本書は、フジテレビの報道局解説委員で、報道番組「めざまし天気」や情報番組「とくダネ！」などに政治解説で出演している和田圭氏と、フジテレビの元アナウンサー・有賀さつき氏の対話形式で展開。また、コラムとして「なるほど・ざ・永田町」があり、「永田町のなぜ」が単純明快にわかる。さらに、本文中に多数のイラストがあるが、これらはすべて有賀さつき氏の直筆による。
［1］番狂わせの自民党総裁選
［2］様変わりの組閣･党三役人事
［3］一目瞭然！ 真紀子さん更迭の“なぜ”
［4］小泉劇場のスターたち――話題の閣僚の資質
［5］小泉さんの勝ち馬にのつた自民党――都議選・参院選
［6］「小泉流」最大の武器・メディア戦略
［7］徹底検証！「小泉流」決断の法則
［8］「小泉流」の立て役者・飯島勲秘書官――＜番外編1＞
［9］結局「小泉流」とは？
［10］悲喜こもごも「すべて見せます」ニュースのウラ側――＜番外編2＞
内容説明
本書は、「小泉流」とは何なのかを、小泉政権の人気閣僚にもスポットをあてながら、二〇〇一年四月の自民党総裁選以降の具体的な出来事に沿って、解説したものである。
目次
１ 番狂わせの自民党総裁選
２ 様変わりの組閣・党三役人事
３ 一目瞭然！真紀子さんの更迭の“なぜ”
４ 小泉劇場のスターたち―話題の閣僚の資質
５ 小泉さんの勝ち馬にのった自民党―都議選・参院選
６ 「小泉流」最大の武器・メディア戦略
７ 徹底検証！「小泉流」決断の法則
８ 「小泉流」の立役者・飯島勲秘書官
９ 結局「小泉流」とは？
１０ 悲喜こもごも「すべて見せます」ニュースのウラ側
著者等紹介
和田圭［ワダケイ］
１９５２年生まれ。１９７５年、学習院大学法学部法学科卒業後、（株）フジテレビジョンに入社。総理官邸、自民党、野党各担当キャップのほか、外務省、労働省各担当など、政治分野中心に記者として活動。番組では、これまでに「ニュースＣＯＭ」「ニュースＪＡＰＡＮ」「報道２００１」各プロデューサー、「ニュースモーニングコール」キャスターなどを歴任。現在、報道局解説委員として「ＦＮＮスピーク」「めざましテレビ」「めざまし天気」などのニュース番組のほか、午前の情報番組「とくダネ！」、土曜日の情報番組「情報プロジェクトスーパー」の政治コーナーなどに出演。「日本記者クラブ」企画委員も務める
有賀さつき［アリガサツキ］
１９８８年、（株）フジテレビジョンに入社。「プロ野球ニュース・Ｆ‐１ＧＰ」「スーパータイム・スポーツ」など多くの番組を担当。同期入社の河野景子、八木亜希子とともに人気がブレークし、その後の「女子アナブーム」の火付け役となる。４年半勤務後、フリーランスに転向。「ミュージックステーション」「料理バンザイ！」など司会業を中心にテレビ、ラジオ、新聞、雑誌、イベントなどで幅広く活動。「海外メディアのジャーナリズムのあり方」に関心を持ち、仕事を休止。「英語の放送通訳・翻訳」の勉強に専念。ニュース原稿を英語で読む方法をマスター。「日本語と共に英語のナレーション」をこなす。一方、母校・フェリス女学院大学に講座を持ち、「学生のアナウンスメント指導」にかかわる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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