出版社内容情報
情熱、希望…『風と共に去りぬ』の原風景。
『風と共に去りぬ』の著者が、時を超えて「生きることの素晴らしさ」を囁く。世界的ベストセラーの原風景があますところなく伝えられる。
世界最大のベストセラー小説であり、聖書についで読まれている『風と共に去りぬ』。
▼生涯一作品しか残さなかったマーガレット・ミッチェルが遺した原稿が見つかったのである。本書は、彼女が『風と共に去りぬ』を発表する約10年前に働いていたアトランタジャーナルの記者時代に書いた原稿を集大成したものである。
▼社交界の華であった彼女が、新聞記者を務めていた1920年代は、アメリカが最も活気に満ちていた時代であり、「黄金の20年代」と呼ばれている。
▼ファッション、女性の生き方が大きく変わり、若者達はチャールストンなどのダンスに明け暮れた時代であった。マーガレット・ミッチェルは、大胆に自己を主張し始めた女性たちを記事にするとともに、フィッツジェラルド、オーヘンリー、シャネル、ヴァレンチノなどとの思い出も書いている。
▼スカーレットオハラのように、奔放で力強く華麗に生きていく女性の姿の原風景をそこかしこに見ることができる。
●序章 スカーレット・オハラのように
●第1章 生まれ変わるモードとマナー
●第2章 社交界デビューと「新女性」
●第3章 理想の恋人、そして結婚
●第4章 爽やかなる熱情をもった人々
●第5章 フラッパーとシーク
●第6章 アトランタとジョージア州の女性たち
●第7章 心にやがて花が咲き誇るまで
内容説明
風と共に去りぬの著者が綴った愛、ファッション…。
目次
序章 スカーレット・オハラのように
第1章 生まれ変わるモードとマナー
第2章 社交界デビューと「新女性」
第3章 理想の恋人、そして結婚
第4章 爽やかなる熱情をもった人々
第5章 フラッパーとシーク
第6章 アトランタとジョージア州の女性たち
第7章 心にやがて花が咲き誇るまで
著者等紹介
ミッチェル,マーガレット[ミッチェル,マーガレット][Mitchell,Margaret]
1900‐49年。生涯に『風と共に去りぬ』一作しか発表せぬまま不幸な自動車事故で亡くなった。『風と共に去りぬ』も当初出版の野心などなく、ニューヨークの大出版社マクミラン社にせがまれて出版を許諾した。アメリカ最大の文学賞であるピュリツア賞を受賞するとともに、今や聖書に次ぐ世界的不朽のベストセラーとなっている
卓依子[ハヤノヨリコ]
1970年鎌倉生まれ。慶応義塾大学法学部政治学科卒。出版社勤務を経て、青木日出夫氏に翻訳を師事。現在に至る
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あいくん
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