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人を導く―部下を伸ばす上司の心得

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  • サイズ B6判/ページ数 190p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569620374
  • NDC分類 336.4
  • Cコード C0034

出版社内容情報

上司は鬼となるべきか、仏となるべきかを問う。

会社では「上司と部下」の関係が、ためにもなり、悩みの種でもある。そこで、組織人として知っておきたい励ましの言葉を紹介する。

企業が迷走している。倒産や業績低下、中高年のリストラや賃下げなど、ビジネスマンを取り巻く環境は戦後最悪といっても過言ではない。しかし、こうした時代だからこそ、組織を活性化させ、強いチームをつくるリーダーが求められている。では、どうすれば部下をやる気にさせ、チームをまとめるのか。

▼本書は、長く松下幸之助に秘書として仕え、PHP研究所の経営を任された著者が、上司としての立場、部下の視点から組織を考えた一冊である。自主性を引き出す、人間的成長を促す、部下を導く上司の心得、上に立つ者が必ず身につけるべき心がまえ、といった観点からわかりやすい文言でまとめられている。曰く、「人は誰でも、一度は驚くようないい仕事をする。その一度の成功にうぬぼれてはいけない」「もし仕事が忙し過ぎると文句を言うのなら、仕事がまったくない状態を想像してみるといい」など――仕事の悩みや人間関係をよくするコツを紹介する。

●第1章 自主性を引き出す 
●第2章 人間的成長を促す 
●第3章 部下を導く上司の心得 
●第4章 上に立つ者が必ず身につけるべき心がまえ 

目次

第1章 自主性を引き出す(私が指示した通りの仕事をするのなら、君は要らない;人は誰でも、一度は驚くようないい仕事をする。その一度の成功にうぬぼれてはいけない ほか)
第2章 人間的成長を促す(自分の能力に自信をもつことは大切である。しかし、それ以上に他人の能力に敬意を表することで、より自分が成長するものだ;もし仕事が忙し過ぎると文句を言うのなら、仕事がまったくない状態を想像してみるといい ほか)
第3章 部下を導く上司の心得(上司が方針を明確に提示しなければ、部下は何をして良いのか分からなくなる;常に部下にものを尋ねていく、それが部下のやる気を引き出すコツである ほか)
第4章 上に立つ者が必ず身につけるべき心がまえ(反発する部下に対しては、まず誠心誠意その人を評価すること。そして時期を見計らって、重要なポストにつけることを考える;部下との距離を縮めようとして、肩書ではなく「さん」付けで呼ばせる上司がいる。これは良い方向に働かない ほか)

著者等紹介

江口克彦[エグチカツヒコ]
PHP研究所代表取締役副社長。昭和15年愛知県生まれ。慶応義塾大学卒業後、松下電器産業株式会社に入社。昭和42年、PHP研究所に出向。昭和51年より経営を任され、平成6年に現職に就任。松下幸之助晩年の22年間、つねにその側で仕事をし、日々の交流のなかで薫陶をうける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆき

0
100%を目指して頑張るから失敗するのだ120%を目指さなければならないや、上司は人生-仕事=ゼロが理想だ、趣味や家庭はその次だ、など基本的に体育会系の内容が多かった。しかし、一つよい言葉を見つけた。部下に何かを尋ねて「分かりません」と言われたときには「そうか、今はまだ分からないか。また今度教えてな。」と返すのを繰り返すと良いのだそうだ。部下に頼りにしている事が間接的に伝わり、自発的に調べるようになるという。なるほどと思った。2016/04/07

2015golf

0
何度読み返したことか。2010/03/30

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