出版社内容情報
早期に子どもを自立させる方法を具体的に紹介。
10歳にして将来の進路を決める「自立」重視のドイツの子育て方法を、著者が育った環境から日本の子育てとの違いを踏まえて解説する。
日本は大人になっても自立できない人が多いのはなぜなのか? 「やりたいことがわからない、見つからない」という若者が急増する日本。それに反し、10歳にして将来の進路を決め、その目標に向かって励むドイツ。ドイツと日本の両国で教育を受けた著者が、それぞれの教育システムの違いを明らかにする。
▼主な内容は次の通り。勉強は学校、しつけは親/十歳で選択することのメリット/人間形成の責任は親にある/男の子と女の子を区別しない/ドイツでは仕事=夢/ほかの子どもと比べてはいけない/童話やメルヘンでモラルを教える/リサイクルの習慣は子どものときから/羽目をはずさせるのも教育
▼ドイツの教育の目標は「大人になったら一人で生きていけること」である。「生きる力」をつける教育が自立につながるのだ。
▼これから親になる人、自立できる子どもに育てたいと思う親たちへ。子どもの個性を大切にし、さらにその子の長所を伸ばすヒント満載の一冊!
●第1章 自分の道は自分で選ぶ
●第2章 自立の心と思いやりの心を育てる
●第3章 家庭で人格の基礎をつくる
●第4章 一人の人間として育てる
内容説明
出した物は必ず片付けさせる、ほかの子と比較しない、男の子と女の子を区別しない―これがドイツ流。子どもの個性や長所を伸ばすためのヒントが満載。
目次
第1章 自分の道は自分で選ぶ(ドイツの学校システムはフレキシブル!;子どもをしばる規則はないほうがいい ほか)
第2章 自立の心と思いやりの心を育てる(幼稚園で自立の芽を伸ばす;季節の行事を通して道徳を教える)
第3章 家庭で人格の基礎をつくる(ゼロ歳から自立への教育が始まる;小さいときからきちんと話せるようにする ほか)
第4章 一人の人間として育てる(日本とドイツの教育はかなり違う;大人になるための教育)
著者等紹介
ヘフェリン,サンドラ[ヘフェリン,サンドラ][Haefelin,Sandra]
本名はAlexandra Haefelin。1975年ロンドン生まれ、ミュンヘン育ち。幼少時代を日本で過ごし、日本の小学校に通った経験がある。96年、再来日し、ドイツ語教師のかたわら、環境市民の会で活動。TBSテレビ「ここがヘンだよ日本人」に出演後、ラジオや講演など、幅広く活躍中
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感想・レビュー
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