出版社内容情報
ダメな小学校の先生を具体的に解き明かす著。
教科書を使わない、宿題をたくさん出す、生徒を並ばせる……など、具体的な事例を示してダメな小学校の先生を明白にする、親必見の書!
著者は、32年間に渡り教育現場(小学校)で教鞭をとり、向山型算数の提唱者としても指導実績のある人物である。本書は、そんな著者が、現在の教育現場の歪を具体的に指摘しつつ、実例を紹介しながら問題点を明らかにするものである。例えば、ダメな先生の例として、「教科書を使わせない先生」「授業の儀式にこだわる先生」「教室に子どもたちの列を作る先生」「毎日宿題を出す先生」「プリント学習をやる先生」「消しゴムを使わせる先生」などをあげながら、それらが子どもたちに与える悪影響を解き明かす。また、各項目のあとには、TOSS(教育法則化運動)の会員である全国の先生方が、その実証証言を記述している。「プロの先生とは、できない子をできるようにさせ、できる子も満足させる人である」という著者の言葉は、長年の経験に基づく実践理論故に説得力がある。本書は、教育関係者や親に一石を投じる衝撃の書であり、ぜひ一読をお勧めしたい。
[1]教科書を使わない先生
[2]教科書の模範解答を写させない先生
[3]授業開始の儀式にこだわる先生
[4]黒板の端に書き物をベタベタ貼る先生
[5]教室に子どもたちの列を作る先生
[6]説明時間が長い先生
[7]毎日宿題を出す先生
[8]授業時間をオーバーする先生
[9]プリント学習をやる先生
[10]問題解決学習をやる先生
[11]我流の授業をやる先生
[12]赤えんぴつを使わせない先生
[13]ミニ定規を使わせない先生
[14]消しゴムを使わせる先生
[15]シャープペンシルを使わせる先生
内容説明
教師歴32年、向山型算数の提唱者が、子どもを伸ばす先生とダメにする先生の違いを明快に説き明かす、親・教育関係者必読の書。
目次
教科書を使わせない先生
教科書の模範解答を写させない先生
授業開始の儀式にこだわる先生
黒板の端に書き物をベタベタ貼る先生
教室に子どもたちの列を作る先生
説明時間が長い先生
毎日宿題を出す先生
授業時間をオーバーする先生
プリント学習をやる先生
問題解決学習をやる先生
我流の授業をやる先生
赤えんぴつを使わせない先生
ミニ定規を使わせない先生
消しゴムを使わせる先生
シャープペンシルを使わせる先生
著者等紹介
向山洋一[ムコウヤマヨウイチ]
1943年生まれ。東京学芸大学社会科卒業。現在、千葉大学非常勤講師。上海師範大学客員教授。教育技術法則化運動(TOSS:Teacher’s Organization of Skill Sharing)代表。日本一のインターネット教育ポータルサイトTOSS LAND主宰。全国エネルギー教育研究会座長。全国都市づくり教育研究会座長。子どもチャレンジランキング連盟副代表。日本言語技術教育学会副会長。日本教育技術学会会長。月刊『教室ツーウェイ』(明治図書)編集長。教育情報誌『教育トークライン』『ジュニア・ボランティア教育』(東京教育技術研究所)編集代表
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
よくふとる良太
ひらり庵
Gaudi