出版社内容情報
物理学の最終理論をわかりやすく解説。
自然界の四つの力を統一し、物理学の最終理論ともいわれる「超ひも理論」。その難解な中身を文科系の人でもわかるようやさしく解説。
「この世のあらゆるものは振動するひもからできている」――この驚くべき理論が、いま物理学に革命を起こしている。これまで物質の究極の姿はクォークなどの素粒子であるというのが定説であった。しかし超ひも理論は、それよりもさらに小さい1種類のひもがすべての根源だという。
▼超ひも理論のすごいところは、これまで発見された色々な素粒子の性質をすっきりと説明できるだけではなく、自然界に存在する重力、電磁力、弱い力、強い力という4つの別々の力を統一――すなわち一つの力の異なる側面として記述することができるのである。
▼力の統一ということがいかに革命的なことであるかは、アインシュタインがその生涯をかけて取り組みながらも、ついに達成できなかったことを見ても明らかであろう。
▼本書はその難解な「超ひも理論」を一般向けに解説したはじめての本。相対性理論や量子力学の初歩からわかりやすく解説してあり、文科系の人でも読める。
●第1章 21世紀の科学革命
●第2章 量子力学
●第3章 相対性理論
●第4章 極微の世界へ
●第5章 統一への道
●第6章 超ひも理論への挑戦
●第7章 飛躍する超ひも理論
内容説明
みんな“ヒモ”だった!?「この世のあらゆるものは振動するひもから出来ている」―この驚くべき理論がいま物理学に革命を起こしている。アインシュタインも成し得なかった、自然界の4つの力を統一する究極の真実とは。相対性理論、量子力学の初歩から学べる。
目次
第1章 二一世紀の科学革命
第2章 量子力学
第3章 相対性理論
第4章 極微の世界へ
第5章 統一への道
第6章 超ひも理論への挑戦
第7章 飛躍する超ひも理論
著者等紹介
広瀬立成[ヒロセタチシゲ]
愛知県生まれ。1967年、東京工業大学大学院博士課程修了。東京大学原子核研究所、ハイデルベルク大学・高エネルギー研究所などを経て、現在、東京都立大学理学部教授。理学博士。専攻は高エネルギー物理学実験
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感想・レビュー
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ハム太郎
しいかあ