出版社内容情報
辛辣かつ鋭利に「自分の力」を考察した論考。
不安定な時代を生き抜くために今最も必要な「力」とは? 会社員であり思想家でもある著者が、最強の「自分の力」を示す。
「勝ち組」に入ることだけを目指す生き方。競争ゲームから降りて、「自分らしい楽で自由な人生」を目指す生き方。だが実際はそのどちらかだけで生きていくことは不可能だ。ではいま私たちにはこれ以外の「ふつう」の生き方は残っていないのか?
▼一会社員でもある著者が「ふつうの人」の視点から思索する中で行き着いたのは、「自分の力」で人生をまっとうする生き方。
▼著者は言う。「自分の力」とは知力・体力・経済力が尽きたとき、最後に残っている唯一の力。信じることでそれは最強の力となり、人生をまっとうする力になる、と。
▼本書では、究極の「仕事の意味」とは何か、自分の「二階」を持て、ほんとうの「まじめ」は最強である、生きる武器として「考え」よ、「勝敗」の力の思想を解体せよ……、「自分の力」をつける上で重要なテーマを真摯に考察。
▼多発する犯罪・自殺、失業への怯え――厳しい時代に生き続けることの意味を問う頑張る勇気が湧く思想。
●第1章 わたしたちは「自分の力」を欲している――「できる力」
●第2章 「生きている実感」とはなにか――「生きる力」
●第3章 究極の「仕事の意味」とはなにか――「対応する力」
●第4章 「二階」に上がることは必要か――「感応する力」
●第5章 ほんとうの「まじめ」は最強である――「自立する力」
●第6章 なぜ、なんのために、どう「考える」のか――「考える力」
●終章 「力」の思想をいかに解体するか――「信じる力」
内容説明
「勝ち組」に入ることだけを目指す生き方。競争ゲームから降りて、「自分らしい楽で自由な人生」を目指す生き方。いま私たちにこれ以外の「ふつう」の生き方は残っていないのか?生きる上で最強かつ最後に必要なのは、知力・体力・経済力でもなく「自分の力」。「充実感」などどうでもいい。勝敗の思想を解体せよ。自分で「考え」「まじめ」に努力する者だけにその力は与えられ、人生をまっとうすることができるのだ。多発する犯罪・自殺、失業への怯え―厳しい時代に生き続ける意味を問う、勇気の出る思想。
目次
第1章 わたしたちは「自分の力」を欲している―「できる力」
第2章 「生きている実感」とはなにか―「生きる力」
第3章 究極の「仕事の意味」とはなにか―「対応する力」
第4章 「二階」に上がることは必要か―「感応する力」
第5章 ほんとうの「まじめ」は最強である―「自立する力」
第6章 なぜ、なんのために、どう「考える」のか―「考える力」
終章 「力」の思想をいかに解体するか―「信じる力」
著者等紹介
勢古浩爾[セココウジ]
1947年大分県生まれ。明治大学政治経済学部卒業。現在、洋書輸入会社に勤務。「ふつうの人」の立脚点から「自分」が生きていくということの意味を問い、独自の思考を展開し続けている
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