出版社内容情報
2002年四月から、小学校で英語の授業が始まる。本書はそれに向けて提案する、入門者向けのまったく新しい「話すための英語」教本である。英語を話せるようになることはそれほどむずかしくはないが、自国語以外の外国語を一つマスターするわけだから、やはりそれなりの根気は必要だ。しかし、これまでは、わざわざ英語をむずかしくしたり、そう思わせたりして、英語を学ぶ意欲や根気を失わせるようなテキストがあまりにも多かったような気がする。そうした問題を考慮して、著者である井上一馬氏は、なるべく効率的に、ストレートに、英語の実力を伸ばしていけるような本を作るよう心がけた。
▼本書が画期的である理由として、1.CDを聞きながら英語を口にできる、2.基本構文と基本単語が自然に学べる、3.欲求を素直に表現できる英語から学べる、の三点が挙げられる。本書は小学生だけでなく、再び英語を勉強したいという人にとって最適の入門書だ。
●わたしはここに来るのに電車を使った。
●あなたはバッグをどこに置いてきましたか?
●彼女は漫画を読んでいます。
●あなたを驚かせてすみません。
●彼はわたしより背が高い。
●わたしの靴は汚くなった。 ほか
内容説明
2002年4月から、小学校で英語の授業が始まる。著者たちはそれに向けて、まったく新しい入門者向けの「話すための英語」教本を提案する。中心対象:小学校5~中学校1年生。
目次
わたしはここに来るのに電車を使った。
あなたはバッグをどこに置いてきましたか?
電車に置いてきました。
あなたはいつそこへ行きましたか?
わたしは昨日そこへ行きました。
わたしはおおかみを見た。
わたしはちょうをつかまえた。
彼はパイロットになった。わたしはオーストラリアに2年間滞在した。
わたしはあくびをがまんしようとした。〔ほか〕
著者等紹介
井上一馬[イノウエカズマ]
1956年、東京生まれ。東京外国語大学卒業。比較文学論を学んだ後、著作活動を続けている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。