出版社内容情報
デフレ環境下での“資産運用のツボ”を伝授。
デフレ時代の資産運用は、インフレ時代のそれとはルールが異なっている。1300兆円の個人金融資産をどう守りどう活用するかを学ぶ。
デフレに嫌気した空気が充満するわが国経済が、調整インフレを待ち望んでいる。しかし、「平和な時代はデフレが世界を覆う」という著者は、きわめてマクロの視点から長期デフレ論を主張する。そうした経済の趨勢が根本的に変化した時代には、お金とのつき合い方も根本から見直さなければならない。つまり、個人の資産形成においても全面的な路線の転換が必要になる。
▼具体的に本書では、「物的資産から金融資産へのシフト」「住宅ローンによる持ち家取得のリスク」「ローンの繰上償還のススメ」「預貯金よりも公社債のススメ」「年金をあてにせず、生涯現役の覚悟で仕事にはげむ」などのメッセージが盛り込まれている。お金との付き合い方を誤ると、損をするだけでなく、個人破産などの憂き目に遭遇しないとも限らない。家をほしいと思っている人や遊ぶ金ほしさに借金を重ねる人など、特に三十代のビジネスマンにぜひ読んでもらいたい。
●序章 世界経済の基調を見誤るな
●第1章 デフレ時代の投資の法則とは何か
●第2章 株式、投資信託、外貨預金のメリット、デメリット
●第3章 株式投資で大切な基準とは何か
●第4章 「直接金融方式」の展開と税制改革
●第5章 三十代から始める資産形成の戦略
目次
序章 世界経済の基調を見誤るな
第1章 デフレ時代の投資の法則とは何か
第2章 株式、投資信託、外貨預金のメリット、デメリット
第3章 株式投資で大切な基準とは何か
第4章 「直接金融方式」の展開と税制改革
第5章 三十代から始める資産形成の戦略
著者等紹介
長谷川慶太郎[ハセガワケイタロウ]
1927年、京都生まれ。1953年、大阪大学工学部卒業。新聞記者、証券アナリストを経て、現在、国際エコノミストとして活躍。最先端の技術情報、軍事知識、現場から見た経済分析をもとに生み出される先見力には定評がある。1983年、『世界が日本を見倣う日』(東洋経済新報社)で第3回石橋湛山賞を受賞
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