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パールハーバーの真実 - 技術戦争としての日米海戦

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569617145
  • NDC分類 391.27
  • Cコード C0031

出版社内容情報

パールハーバーで大勝した日本は、なぜミッドウェーで負けたのか。気鋭の軍学者が該博な軍事技術の知識を駆使して世に問う戦争の真実。

米映画『パール・ハーバー』が話題を呼んでいる。ストーリーはともかく、戦闘シーンのリアルな描写や特撮には、誰もが驚かされたことだろう。しかし、そこに登場した日本軍の戦闘機や攻撃機の奇妙さに一体何人の人が気づいただろうか。

▼本書は、気鋭の軍学者がもっぱら技術という側面から日米の海戦を考察した待望の書である。戦史・戦略・軍人という面から戦争を描いた本は数多いが、兵器や軍事技術という面から日米比較のできる人間はそうはいない。

▼よく言われる「機動部隊は山本五十六が考案した」という言辞も、技術という面からみると正確ではない。むしろ「空母・艦攻・航空魚雷」という3点セットは、山本の造兵的目論見とは異なる親近感のもてないシステムだった。

▼これまで太平洋戦争の敗因は情報力や人事制度に帰せられることが多かったが、本書は技術においても重大な欠陥があったことを明かにしている。

●第1章 艦攻と魚雷 
●第2章 魚雷主義 
●第3章 発艦と着艦 
●第4章 機銃装備 
●第5章 空母の性能

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