出版社内容情報
いかに情報社会で知性は喪失されていくのか。
今すぐ「ニュース漬け」をやめ、偽者の知識の世界から抜け出せ! 豊富な実例をもとに現代の情報社会のあり方を問い直すメディア論。
一日中流れるテレビニュース、毎朝毎晩届く新聞、見出しと写真だけの週刊誌……。私たちはこの「ニュース洪水」に飲み込まれ、ニュースを追いかけるのに必死になっている。しかし、ニュースは真実なのだろうか? ニュースを信じていいのだろうか?
▼本書は、「ニュース漬け」という情報社会の落とし穴に嵌まっている私たちに警鐘を鳴らし、偽善の知識の世界からの脱却を訴える一冊である。
▼目次より◎ニュースに出ていることはすべて現実だと思い込む◎毎日新しいことが起きていると信じ込む◎ニュースをみれば事情通になれると思い込む◎政治ショーを政治だと思い込む◎科学がつねに新発見をしていると信じる◎世の中を数字だけで判断できると考える◎ニュースをみれば道徳的になれると信じる◎ニュースを知的文化であると思い込む、など。
▼この本を読めばニュースの見方、新聞の読み方が変わる! 豊富な実例をもとに現代の情報社会のあり方を問い直すメディア論。
●第1章 ニュースに出ていることはすべて現実だと思い込む
●第2章 毎日新しいことが起きていると信じ込む
●第3章 ニュースをみれば事情通になれると思い込む
●第4章 国家はニュースにあわせて運営されていると考える
●第5章 政治ショーを政治だと思い込む
●第6章 ニュースで報じられたことが歴史だと信じる
●第7章 科学がつねに新発見をしていると信じる
●第8章 世の中を数字だけで判断できると考える
●第9章 ニュースをみれば道徳的になれると信じる
●第10章 ニュースを知的文化であると思い込む
●最終章 ニュース中毒を治すために何が必要か
内容説明
一日中流れるテレビニュース、毎朝毎晩届く新聞、見出しと写真だけの週刊誌…。この本を読めば、ニュースの見方、新聞の読み方が変わる。
目次
ニュースに出ていることはすべて現実だと思い込む
毎日新しいことが起きていると信じ込む
ニュースをみれば事情通になれると思い込む
国家はニュースにあわせて運営されていると考える
政治ショーを政治だと思い込む
ニュースで報じられたことが歴史だと信じる
科学がつねに新発見をしていると信じる
世の中を数字だけで判断できると考える
ニュースをみれば道徳的になれると信じる
ニュースを知的文化であると思い込む
ニュース中毒を治すために何が必要か
著者等紹介
サマービル,ジョン[Sommerville,C.John]
フロリダ大学ゲーンズビル校歴史学部教授。専門は英国史。著書に『The News Revolution in England』、『The secularization of Early Modern England』などがある
林岳彦[ハヤシタケヒコ]
東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。IT、メディアなどのテーマを中心に評論および翻訳活動を行なう。著書に『ViaVoice98完全活用ガイド』(技術評論社)、『らくらく活用ViaVoice V8』『電子メールウィルス防衛ハンドブック』(以上、BNN)などがある
立木勝[タチキマサル]
京都府生まれ。立命館大学文学部英米文学専攻卒業。現在、BABEL UNIVERSITY講師。監訳書に『きれいな下着をつけなさい』(バベル・プレス)などがある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。