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「天皇制」という呼称(ことば)を使うべきでない理由

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  • サイズ B6判/ページ数 257p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569615721
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0030

出版社内容情報

いまだからこそ日本国民に考えてほしいこと。

「天皇制」という呼称は、誰が、なぜ使い始めたのか。そこに仕組まれた悪なる思想を糾弾し、日本人における「皇室」の意義を再考する。

「天皇制」なる呼称は、天皇制否定、天皇制廃止、天皇制打倒、という風に、皇室に敵対する表現であることをご存知だろうか。あるいは、その事情を知らないばかりに、皇室を敬愛していながら、この呼称を何の気なしに使っておられる方が少なくないのではないか。

▼いうまでもなく、皇室は、制度でもなければ機構でもない。日本国民としては、伝統に則して「皇室」と呼ぶのが正しい。

▼「天皇制」という敵対語法を初めてつくったのは、ソ連共産党が指導する国際組織のコミンテルンである。それがわが国に持ち込まれたのは大正12年3月であった。開闢以来、「天皇制」などという不敬な呼び方は日本語になかったにもかかわらず、今日では新聞はおろか、国語辞典、百科事典においても、平気で使われている。

▼本書では、あらゆる文献にあたりながら、この呼称の由来を徹底的に究明。そこに仕組まれた悪なる思想を暴きつつ、日本人における「皇室」の意義を明らかにする。

●第1章 天皇制という呼称 
●第2章 三二テーゼ 
●第3章 百花斉放 
●第4章 百家争鳴 
●第5章 横田喜三郎 
●第6章 第一次日本共産党 
●第7章 再建日本共産党 
●第8章 コミンテルン 
●第9章 前衛 
●第10章 軍事的封建的帝国主義 
●第11章 スターリン

内容説明

この敵意に満ちた造語の誕生のいきさつを明らかにする。いま再び日本国民のアイデンティティを問う。

目次

第1章 天皇制という呼称
第2章 三二年テーゼ
第3章 百花斉放
第4章 百家争鳴
第5章 横田喜三郎
第6章 第一次日本共産党
第7章 再建日本共産党
第8章 コミンテルン
第9章 前衛
第10章 軍事的封建的帝国主義
第11章 スターリン

著者等紹介

谷沢永一[タニザワエイイチ]
関西大学名誉教授。文学博士。昭和4年、大阪市生まれ。昭和32年、関西大学大学院博士課程修了。関西大学文学部教授を経て、平成3年退職。サントリー学芸賞。大阪市民表彰文化功労。大阪文化賞。専攻は日本近代文学、書誌学。評論家としても多方面で活躍。著書に『人間通』『雑書放蕩記』『冠婚葬祭心得』『向学心』(以上、新潮社)、『こんな日本に誰がした』(ワニ文庫)、『名言の智恵 人生の智恵』『人の世を確固として生きる』『一生のうちにすべきこと、しなくていいこと』『男冥利』(以上、PHP研究所)、『司馬遼太郎の贈りもの』『読書の悦楽』『回想 開高健』『紙つぶて(完全版)』『反日的日本人の思想』(以上、PHP文庫)など多数がある
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感想・レビュー

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双海(ふたみ)

1
図書館で借りた本。

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