出版社内容情報
「怒りの佐藤」で知られる著者は、大の動物好き。しかしその名の通り、動物にもプライドある生き方を求め手厳しい。抱腹絶倒エッセイ。
筋の通らないことは大嫌い。「怒りの愛子」で知られる著者は、大の犬好き、動物好き。しかし、そのあだ名の通り、飼い犬の態度によっては、スリッパ片手に追いかけて、怒る怒る!本書は、愛犬家が読んだら、ハラハラしたり、佐藤家の犬たちに同情さえ感じるに違いないほど手厳しい、著者独自の犬の飼い方・愛し方を、ユーモラスに綴ったエッセイ集。
▼ただし、厳しいだけではなく、著者自身が束縛されるのが嫌いなゆえに、犬を鎖で縛るのがつらい、と庭に放し飼いにした犬がしばしば庭の外に出て、ご近所から苦情を言われたり、去勢手術をしたあと、ストーブの前で大の字にならなくなったタロへの同情などはホロリとさせられる。
▼昨今のペットブームで、犬のくせに猫かわいがりされていい気になっている犬には、「犬は犬らしく生きよ!」と喝を入れ、過度の愛情をかけ、犬を擬人化して一喜一憂する飼い主にはもの申す! 全国の愛犬家、必読の書。
[1]犬は犬らしく生きよ
●“らしさ”の習性
●タロの過去
●ポチ
●飼い主の資格
●愛犬家のつもり ほか
[2]犬の事件簿
●姑根性
●犬たちの春
●タマなしタロー
●可哀そうなのはどっち?
[3]動物たちへの詫び状
●熱涙
●権べェ騒動
●アホと熊の話
●下にはしたが
●自然とのこんなおつき合い ほか
内容説明
愛犬家か?犬の敵か?人は犬ではないから、犬の気持ちはわからない。それを決めるのは犬だが…。犬は犬らしくあれ、と願う佐藤愛子のこんな飼い方、愛し方。
目次
1 犬は犬らしく生きよ(“らしさ”の習性;タロの過去;ポチ ほか)
2 犬の事件簿(姑根性;犬たちの春;タマなしタロー ほか)
3 動物たちへの詫び状(熱涙;権べェ騒動;アホと熊の話 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
河合奈緒美
ダミアン4号
manamuse
退院した雨巫女。
井戸端アンジェリか