出版社内容情報
著者はバレンタインデーを定着させた立役者。創業以来50年「感動を売る商売」に徹してきたメリーチョコレートの経営哲学を纏めた書。
著者は2月14日のバレンタインデーを日本に定着させ、ギフト用高級チョコレートの市場を開拓した立役者であり、アイデア経営者として広く知られている。そのメリーチョコレートのフィロソフィは「想いを贈る、感動を伝える企業」であること。創業以来「商品は音楽と同じである。美しく奏でられた音楽が聴く人の心を魅了し、アンコールが沸き起こるように、商品もまたアンコール商品でなければならない。本当においしいものなら、お客様は二度三度必ずお求めになる」をモットーに良質のチョコレート作り一筋に歩んできた。優れた経営者はメッセージを持っていると言われるが、本書は著者が社員啓発のために14年間にわたって書き綴ってきた「今週の提言」の中から53話を選び、その上でひとつひとつの文章に秘書室の人たちが自分たちの視点から意見を述べた「伸びる会社の社長と社員が綴る秘訣集」。今年創業50周年を迎える同社の経営哲学をまとめた書。
●第1章 自分を活かす、組織が活きる
●第2章 リーダーの行動学
●第3章 情報を制する者が時代を制す
●第4章 小さな会社の成功法則
●第5章 “想いを贈る”企業として
目次
第1章 自分を活かす、組織が活きる(遅かった地下鉄;プラス思考でチャンスをとらえる ほか)
第2章 リーダーの行動学(無精卵を育てる法;「地図にない道」を散策させる ほか)
第3章 情報を制する者が時代を制す(「鳥の目」と「虫の目」;予測の立て方、活かし方 ほか)
第4章 小さな会社の成功法則(前進のために、過去を見る;「あなたの会社」、「私の会社」 ほか)
第5章 “想いを贈る”企業として(“想いを贈る”ということ;トイレに花を飾る心 ほか)
著者等紹介
原邦生[ハラクニオ]
1935年、東京生まれ。58年、青山学院大学文学部卒、同年、株式会社メリーチョコレートカムパニー入社。86年、代表取締役社長。教師になる夢を捨て、亡父、堅太郎が50年に創業したメリーチョコレートに入社。58年には日本で初めてバレンタインセールを企画、展開した。現在の巨大なバレンタイン市場の「生みの親」であり、また、その後もさまざまなアイディアで市場の隆盛を築き上げた「育ての親」でもある。また、営業畑を歩いたにも拘わらず、独自の社内情報システムを構築するなど、その発想力と行動力で「リーディングカンパニー」として積極的に事業拡大を推し進めている。94年からは東京商工会議所の1号議員としても活動、2000年には3選を果たし、新設された「IT推進委員会」委員長として、IT化による中小企業の発展と育成に尽力している。一方で、社員啓発のための「今週の提言」が編集者の目に留まり出版され、流通、食品等各業界から注目を浴びている。著書に『今週の提言』『朝礼でちょっと考えてみたい52の話』『続・朝礼でちょっと考えてみたい52の話』『新・朝礼でちょっと考えてみたい52の話』『新新・朝礼でちょっと考えてみたい52の話』『小さな変化で、大きな流れを読む 朝礼でちょっと考えてみたい52の話』(以上、ストアーズ社)、『この商いで会社を伸ばせ!』(かんき出版)
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