親だからできる「こころ」の教育

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569614472
  • NDC分類 379.9
  • Cコード C0037

出版社内容情報

子どもたちの心の問題が大きくクローズアップされているいま、親は子どもの心をどう育てればよいかを、具体例を示しながら解説する。

最近、少年による様々な犯罪が社会問題になっており、しかも凶悪化している。親は、子どもの心がわからないし、子どもは親の気持ちがわからない。いま、どの親もわが子が見えなくなり、信じられなくなっているのではないだろうか。親は子育てに自信を失っている。

▼こういう親子関係のなかで大人へと育ってゆけば、子どもたちも、自分を信じてくれるのが親であるという実感をもてないまま大人になってしまう。これでは他者と心を開いて協力・共同できる人格形成はできない。まさに悪循環である。

▼本書は、そんな時代にあって、人間性豊かな、思いやりのある子どもに育てるためには、親としてどうすればよいかについて、テレビでおなじみの気鋭の教育評論家、尾木直樹氏が、様々な事例や社会的事件の解説をまじえ、分かりやすく示した待望の一書である。この一冊を読めば、子どもの心の育て方のヒントが得られるはず。

●第1章 いま、子どもたちの心に何が起きているのか 
●第2章 なぜ子どもたちはキレるのか 
●第3章 子どもの心を育てるために 
●第4章 あるがままの我が子を受けいれて 
●第5章 共同・共生の子育て――大人と子どものパートナーシップを

内容説明

いま、子どもたちの心に何が起きているのか!?キレない子、人間性豊かな思いやりのある子どもに育てるには、どうすればよいのか―。その方策を明快に示す。

目次

プロローグ なぜいま心の教育か
第1章 いま、子どもたちの心に何が起きているのか
第2章 なぜ子どもたちはキレるのか
第3章 子どもの心を育てるために
第4章 あるがままの我が子を受けいれて
第5章 共同・共生の子育て―大人と子どものパートナーシップを

著者等紹介

尾木直樹[オギナオキ]
1947年生まれ。早稲田大学卒業後、海城高校、東京都公立中学教師として、22年間ユニークで創造的な教育実践を展開した。現在、教育評論家、臨床教育研究所「虹」所長、早稲田大学大学院講師、日本教師教育学会常任理事、「放送と青少年に関する委員会」(NHK、民法連)副委員長。そのほか全国への講演活動やテレビコメンテーターとして活躍中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

そらいろあさがお

0
親や周りの大人たちから「いい子」であることを要求される子ども達。せめて親だけは、我が子の失敗を暖かく受け止めて、寄り添う心を持っていこう。「どうしたの?」の魔法の言葉。本の内容自体は、色々な雑誌などへの寄稿の寄せ集めのようですが、テーマ毎に少しずつ読みやすい構成でした。2015/01/11

morgen

0
いま、私たち大人と社会にとっていちばん大切なことは、子どもたちのあるがままの姿をしっかりと受けとめてやることです。大人の広やかな心とふところの深い愛情が、子どもたちの自己肯定心情を高め、自己決定力を鍛え、自己責任感の強い若者を育てるのではないでしょうか。 その基盤の一つが、家庭での家族の共同した時間と空間の積み重ねであり、これが多様で重層的な友達関係を保障するのです。p197 ----------------------小学一年生の学級崩壊問題の背景には、自分の方だけ向いていてほしいという子どもたちの愛情2013/06/19

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